電子メールの時代はもう終わっている?
少なくとも、なんでも二言目には「メールします」「メールしてください」という風な使い方のメールは、希望的な観測も含めて今後減っていくのではないかと思います。
Zen Habits の Leo が最近、「メールを殺す方法:なぜ、そしてどうやって私が受信箱を捨てるに至ったか」という記事を書いていて、ふたたびメールについて考えるようになりました。
Leo はメールによるメリットよりも、それを管理したり、返信するのにかかる手間を考えた場合にデメリットの方が多いと考えて、すべてのコミュニケーションを Twitter を中心として、込み入ったことには Skype と電話を利用する方法に変えたといいます。具体的には次のようになっています。
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オートレスポンダで、自分がメールを読まない旨を自動で通知するようにする
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短いメッセージについては Twitter を利用してもらう
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ちょっと複雑な会話については Skype チャットを利用して、文字・添付ファイルを送りつつ、音声で会話するようです。
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コラボレーションをするのにメールで書類をやりとりせず、Google Docs などを使う
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限られたいくつかのメール、たとえばメールでコンタクトをしない出版社とのやりとりなどはメールのままで残しておくそうです
彼はすでにブログだけで生計を営んでいるフリーランスですので、組織の一員として同報送信などにさらされなくて良い分だけこうした判断をしやすいと思うのですが、私もこれくらい極端にメールをそぎ落としたいと常に思っています。
今日 Twitter のタイムラインでも @akiyan さんが メールについて含蓄のあるつぶやきをしていて、私も次のように反応しました。
シゴタノ! @shigotano さんからも同じようなつぶやきをみるにつけ、今までの利用の仕方としてのメールはその役割を終えつつあるのではないかとさらに確信を深めています。
誤解してほしくないのは「メールがいらない」といっているわけではないということです。ただ、メールを常にデフォルトの通信ルートにするのではなく、時と場合には Twitter, Skype に譲るべきときがきていると言いたいのです。
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一言ですむようなやりとりは Skype チャットか Twitter で
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やりとりを必要とするものはやはり Skype の音声チャットか電話で
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メールは 1st option ではなく、last resort、つまり最終手段にとっておく
こうした交通整理を行うだけでも、相当ストレスは減りそう。ちょっとした発想の転換だけで実現可能なことだと思うのですがどうでしょう?
このほかにも、メールの苦労話、メールをこのように減らせたという体験談があったら、ぜひコメントでお願いします。