子供が生まれたらまずドメインを取れ?

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また私事となって恐縮ですが、先日の記事にしていた我が家の娘がついに生まれました!

Twitter 上で生まれるまでの流れをつぶやくとともに、最初の産声を AudioBoo に掲載したところ、たいへん多くの方から激励の言葉と祝福の言葉をいただきました。その数はもう数百のオーダーに達していて、一つ一つにとても返事できません。この場をかりてお礼申し上げます。本当にありがとう。

ところで育児ハックというわけではないつもりなのですが、娘の名前を決まったら、彼女の名前でドメインを取得しようと考えています。

@naru3 さんからつぶやきをいただくまで忘れていましたが、GMail のアドレスと、10 年後も残ってそうなソーシャルメディアのアカウントもとっておこうかと。

これはまるっきり 43Folders の Merlin Mann さんのまねごとで、彼は娘さんが生まれた時にドメインを取得して、写真やビデオへの入り口にしていました。この発想がいいなと前から思っていたのです。

こうしたドメインは、しばらくは成長記録用のドメインとして利用してもよいでしょう。でもそのうち成長した子供が自分の活動を紹介するためのポイントとして利用するかもしれません。もちろん利用しなくてもいいのですが。

名前は究極のブランドです。なのでこの子がネットを利用する歳になったときに、「これが君の椅子だよ。使っても使わなくてもいいけど」という風に、専用の場所を用意しておいてあげられればと思ったわけです。きっとその頃には、親がつかってるサービスとまったくことなるものが隆盛をきわめていて、「なにそれ?」と思われるのがオチかもしれませんが(笑)。

つい十年前まで子供がブログをもったり、ネット上で友達とやりとりをすることなど想像もできなかったことを考えると、これくらい用意しておいてもいいのかもしれないと思います。名前は子供に与えられる最初の贈り物。それなら名前空間もそれに添えよう、というわけ。

そのうち、「おまえの子供の名前でドメインを取得した。返して(?)欲しければ 100 万円用意しろ」なんてドメインスクワッターも登場するのでしょうか?

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。