Twitter を使うときに便利! TextExpander でクリップボードの URL を bit.ly で一発短縮するスクリプト
タイピングが速くなること。それはキーボードに向かっている時間が短くなり、時間がセーブできるだけではなくて、思考が速くなることも意味しています。
試しにキーボードで文章を打ちながら考え事をしてみてください。打っている箇所よりも数文字先の文章について考えるくらいはできても、次の文について考えることはなかなか難しいのではないでしょうか? これは速読法の基本中の基本、「頭のなかで文章を読み上げない」というのと同じで、キーボード入力の速さは思考の速さにも影響しているのです。
達人プログラマーのように目も止まらぬ勢いでタイピングできるように練習は続けるのもいいですが、その一方でちょっとした工夫で実質的なタイピングのスピードを向上させることは可能です。シゴタノ! の「これから Mac」連載で、このようなタイピング支援アプリ TextExpander について紹介させていただきました。
基本的な話についてはそちらの記事を見ていただくとして、こちらではしばらく前から重宝している TextExpander の魔法について紹介しておきます。TextExpander から URL 短縮サービス bit.ly を呼び出すというスクリプトです。
元記事は Jonathan Berger のこの記事なのですが、ちょっと間違えやすいので内容をこちらにコピーしてお届けします。
- 新しいスニペットを作って次の AppleScript を「内容」の欄にコピー&ペーストします。
set the ClipURL to (the clipboard as string) ignoring case if ((characters 1 through 4 of ClipURL as string) is not “http”) then return “Malformed URL.” else set curlCMD to ¬ “curl –stderr /dev/null "http://bit.ly/api?url=” & ClipURL & “"” – Run the script and get the result: set tinyURL to (do shell script curlCMD) return tinyURL end if end ignoring
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「内容」の横の欄を「プレインテキスト」から「アップルスクリプト」に変えます。
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ラベルを bit.ly にして、省略形をつけましょう。たとえば “bbit” や “/bit” などがいいでしょう。
使い方はいたって簡単です。1) 短縮したい URL をクリップボードにコピーして、2) テキストエディタなどで bbit と省略形を打ち込むと、URL を短縮して挿入してくれます。
bit.ly に対応していない Twitter クライアントで URL を短縮したいときや、メールソフトに URL を張り込むときに一手間を節約できてとても便利です。
TextExpander は David Pogue さんなども使っているパワーユーザー必携のツールです。まだ使ってみたことがない人はぜひこの機会に!