FriendFeed にファイル添付機能が追加、なぜそれが重要かって?
FriendFeed はよく Twitter と比較されますが、この二つはまったく性格のことなるサービスです。それどころか FriendFeed は Twitter がなければきっと存在できないでしょう。
FriendFeed のキラー機能として、Twitter からスピンオフしたリアルタイムのディスカッションを作ることができる機能や、ネット上のすべての活動を一元中継できるできる機能がありますが、今日のアップデートでファイルの添付も出来るようになりました。
テキストファイルや、PDF、音声ファイルなど、およそなんでも添付できますが、ムービーを共有することができないのと MP3 ファイルは 24 時間に三つまでという制限がついています。
なぜこの新機能が重要なのか? と不思議に思う人がいるかもしれません。それにはこの二つのサービスの違いを意識する必要があります。
Twitter が「1対多」の通信ツールなのに対して、FriendFeed はそこから得られたフィードバックを「1対1」のカンバセーションに変える性格をもっています。
たとえば Twitter だったら「○○について調べてるんだけれども、誰かしらない?」というつぶやきに対してそれぞれのユーザーが個別に元のコメント主に応答するだけです。
しかしここに FriendFeed のリンクがあったら、お互いにフォローしあっていないユーザー同士が同じ話題についてディスカッションをしたり、情報交換ができます。添付ファイルという新機能には、このディスカッションを容易にする役割があるわけです。
一つの話題を核にして瞬時に人が集まり、多少のディスカッションを行って瞬時に解散してゆくという FriendFeed の独特のリアルタイム感は新しい種類の情報収集の手段として要注目です。
あとは日本でも、もっと広まればいいのだけれども…