Twitter 上の GTD レビュー大会、Tweekly でわかったこと

The GTD Weekly Review | The GTD Times @GTDCoachKelly が Twitter 上で GTD のレビュー大会を行った、Tweekly というイベントに参加していました。午前2時に眠い目をこすりながら…。いやあ、疲れた!

Tweekly では11のステップを5分ずつにわけて GTD の週次レビューを行うのですが、この5分というのが本当に忙しくて、「次の5分でプロジェクト・リストをレビューして!」といわれても OmniFocus をちょっといじくっているうちに5分が過ぎてしまうというような状態でした。

でもこうして「時間を圧縮した」レビューをすることで見えてくる物もありました。

時間をあえて短く区切る = 判断を速くする

普通私たちはゆっくり時間をかけていろんなことを吟味したいという気持ちに駆られますが、それをあえて時間を短くしても得られる効果はあまりかわらないという気がしました。

もちろん時間が限られているので、「頭の中を空にして!」といわれたときに、ToDo リストに長い文章を書いてはいられません。どうしても「準備・会議・締め切り 6/13」という圧縮形で書かざるを得ないのですが、考えてみればこれだけでも情報量は十分です。

また、「とても5分じゃ頭のなかの全部をかけないよ!」とおもったのですが、時間が限られているせいで最も気になることが書き出せたという点も発見でした。

レビューの手順を先に決めておくと楽

今回は机の上、頭のなか、カレンダーという順番でタスクを集めていきましたが、こうした流れを作っておくと、非常に楽だということがわかりました。

一人で週次レビューをしているとなんだかだらだらとやりがちだったのがシャキッとして、気持ちがよかったです。そう、週次レビューが楽しくなったのです。

日本でもやりましたよ!

@GTDCoachKelly の許しも得て、日本時間の金曜日14:00 から一時間にわたって彼女のレビュー大会を再現してみる実験をしてみました。

参加する人たちは Twitter 上で私のアカウント @mehoriか Lifehacking.jp のハッシュタグ #lhjp を検索でフォローして、手元でレビューをする。一方私は5分おきにレビュー項目を配信しつつ、ときおりコメントに対して返事をする、という形式でした。リアルタイムに進行する感覚が楽しかったです。

平日の昼下がりなのに参加してくださったみなさんありがとうございました! また時間をおいてやりますよ。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。