GMail フィルターのエクスポート機能を使って振り分けルールを最適化
メールへの対応の時間を最少限にするためには、そもそも受信箱にはいるメールの数を削減しないといけません。GMail を使っているならば、「フィルター」はそのために欠かせない機能です。
「フィルターで自動的に対応できるメールが「受信箱」に残っているのは恥!」とまで思い詰めるのはどうかと思いますが、私もその一歩手前くらいにはフィルターのチューニングを日頃から心がけています。
そういうわけで先日 GMail の Labs 機能としてフィルターのエクスポート機能が追加されたのはとても嬉しいニュースでした。
この機能を使うと、選択したフィルターを簡単な XML 形式でエクスポートとし、編集してからまたインポートすることが可能になります。
この XML 形式ですが、Atom 形式を拡張したもので entry タグに囲まれている部分が一つ一つのフィルターに対応しています(右の図は一部抜粋したもの)。
編集する際なのですが、この entry タグで囲まれた部分をコピー&ペーストして、id タグの中身は無視して apps:property タグの部分だけを書き直せばいいそうです。
BBEdit を利用して編集していますので文字コードについては特に意識しませんでしたが、UTF-8 / Unix (LF) の文字コード・改行コードでないとインポートする際に問題があるかもしれません(未確認)。
場当たり的に作っていたら何十というフィルターが一部競合しながら散在していたのですが、この方法で若干最適化をすることができました。
この XML 形式についてはこちらの Google Groups で情報が開示されています。また、メールのルールを作成する際にはしばらくまえに Lifehacker で紹介されていた高度なフィルターの作り方の記事が参考になると思います。