Evernote 1.3 for Mac でウェブページの PDF クリップが可能に

マイナーですが、ちょっと嬉しいアップデートが。Evernote の Mac クライアントのバージョンが 1.3 に上がり、Safari 4 に対応したクリップツールが提供されています。

これまでウェブページを保存するのに Evernote のブックマークレットやアドオンを使っていると、ページのフォーマットが崩れたりして気に入らないことがよくありました。

そこでページの体裁を保存したいときには Mac OS X プリント機能を呼び出して PDF としてウェブページを保存し、それを Evernote にドラッグ＆ドロップするという面倒な２段階をふんでいました。

それが新しい Safari 4 に対応したクリップボタンだと、Shift キーを押しながら Evernote ボタンをクリックすると、自動的に選択した部分を PDF にして保存してくれるようになりました。小さい、けれどもやたらとウェブページを保存している私みたいなユーザーには嬉しい！

もう一つ地味ですがそれなりに使いそうな機能が「ノートをマージする機能」です。二つのノートを選択して右クリックすると「Merge notes」という項目が見えますので、これを選ぶとノートをマージすることができます。

どんな時に使うかというと、iPhone で複数の写真をとって Evernote に送ったときに、あとで同じテーマでとった写真を一つのノートにまとめたいときなどです。

二つのノートの表題が違うと、新しい方のノートの表題が採用され、古い方はノートの途中にテキストとして挿入されるみたいです。

Evernote クライアントは Mac 版の開発が活発なのでうれしいですが、Win 版ももっと高速化してくれないと Evernote の人気が広がらないなあなどと考えてしまいます。