iPhone でメールをフラグできるようにする IMAP / Applescript ハック

sealed.jpg Flagging Messages From iPhone Mail | Daring Fireball

iPhone のメール機能はもう手放せない日常の一部になっています。GMail のメールを Mac に戻ることなく操作することも、添付ファイルを見ることもできます。

仕事で飛び回っている最近などは、ちょっとした移動の間に「メールのチェック」「どういうアクションをとるか判断」という過程をすませておけるので、Mac に座った頃には行動がすぐにとれます。

問題はただ一つ。iPhone のメールにはフラグを立てる機能がないという点です。

私にとって「フラグが立っているメール」は、「アクションを起こさないといけないメール」という意味なので、GMail に戻って Flagged の欄をみれば、何をしていないかがはっきりと見えます。このフラグを iPhone から立てられないのは痛い。

これに対して Daring Fireball の John Gruber が手間の少ない解決方法を示してくれています。その方法は、IMAP と Applescript を連携させるというもの。

  1. [Flag] という IMAP フォルダを作成。[] がついているのは、並び替えをしたときに一番上にくるようにするためだそうです。

  2. iPhone 上で、フラグしたいメールがあったら、その IMAP フォルダー移動します。

  3. 簡単な Applescript を利用して、IMAP アカウントの [Flag] フォルダ内にある全てのメールにフラグを立てる。

なるほど、IMAP フォルダにフラグの機能をもたせて、実際の作業は Mail.app に作業をやらせてしまうというわけですね。これは単純だけど有効な方法です。

スクリプトと、インストールの仕方は元記事の方をご覧ください。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。