人生を変える小さな習慣
デジタル情報カードになるか? キング・ジム「ポメラ」

デジタル情報カードになるか? キング・ジム「ポメラ」

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うわあ、ほしい…。

久しぶりに見ただけで手にしてみてみたいガジェットがキング・ジムから発表されました。

デジタルメモ「ポメラ」は文庫本サイズの筐体に折りたたみ式のフルキーボードをしこんでいて、microSD カードのなかに 8000字まで入力したファイルを 6 つまで格納できるテキストエディタだそうです。

「ポケット・メモ・ライター」というコンセプトで作られているだけあって、いつでも取り出して2秒で起動し、会議の議事録や、メモを作成することができるのが強みだとのこと。

むかし Palm を使っていた頃にも、こうした折りたたみ式のキーボードが売り出されていて便利そうだったのを覚えています。まだ当時の自分には高価だったので、結局手にすることはありませんでしたが…。

ガジェットの多機能化があたりまえになったいまだからこそ、あえて「テキストを書く」というシングルタスクのガジェットにした心意気には感じ入るのですが、いくつか疑問点もあります。

  • なぜ 2GB の microSD を搭載していて、8000 文字 x 6 ファイルしか記録できないのか? 純粋にテキストファイルなら、もっと非常識なくらいにたくさん記録できて良いはずなのですが…。
  • 対応マシンが Windows のみというのは、これだけシンプルな機能を提供している機器としては物足りなく感じます。
  • いろんな記者発表の資料で、ユーザーインターフェースをあまり公開されていないのが気になります。悪口のつもりではないのですが、文具屋の作る IT ガジェットは、機械としては小気味よいのだけれども、使い勝手が悪いものが多い気がしますので。
  • 先の点と関係しますが、文章を書くための機能がどれだけ充実しているのか情報がもっとほしい。日本語変換に組み込み機器用の ATOK 2007 を搭載していて、100単語の登録ができるというのは、なかなかの強みだと思いますが、それ以外のエディタとしての機能を知りたいと思いました。
  • 議事録とりにはよいのかもしれませんが、「書きかけのテキストファイル」を持ち出して続きを書くのは、ワークフローとしてどれだけ便利なのか? 手間を考えたらノートパソコンの方が良かったということがないのか?

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特に最初の点が自分には一番納得がいきません。メモというからには、何百というメモを出先でアイディアが思いつくままに作成できるようにしてほしいのですが、どうしてこんな制限があるのでしょう? 携帯だって何百というメールを記録している時代だというのに。

あと、この小ささでは、机の上はいいとして、膝の上では使えないのではないか? というのも心配です。

どこか店頭でさわれるようでしたら、ぜひとも触ってみてこのあたりを確かめてみたいと思います。

こうしたシンプルな、パソコンが目の前にないときにパソコンと人間をつないでくれる「インターフェース的なガジェット」にはまだまだ可能性があると思いますので、今後の売れ行きにも注目したいと思います。

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著者
堀 正岳