1ヶ月たって、なしには過ごせなくなった iPhone アプリ10 選
発売から1ヶ月がたち、ずいぶんと入手しやすくなった iPhone ですが、まだまだ利用方法を模索しながら遊んでいます。
iPhone は携帯であって携帯でなく、ノートパソコンのようであってノートパソコンではない、第三のプラットホームのような存在です。その証拠に、最も使っているアプリを選んでみると、iPhone だけで完結しない、ウェブと連携したツールが多数入っています。
というわけで1ヶ月たって、自分の生活の中で欠かせなくなった iPhone アプリ10個を、いつもの通り Mac OS X に偏り気味にご紹介します。
多くのアプリケーションは iPod touch でも使えますので、iPhone ユーザーでない方もぜひお試しください。
OmniFocus:GPS によるロケーションベースのタスクの振り分けはやり始めるとクセになります。主立った店やロケーションを登録して、簡易な買い物リストもこれで作成できるようになりました。また、Mac OS X 上の OmniFocus との連携も今のところまったく問題ありません。
1Password:iPhone でパスワードを入力するのに、これがなければどうしようかと思うくらいに便利です。ウェブ上のパスワード入力はもちろん、それ以外の暗証番号、暗号化したメモ、クレジットカード情報などを端末に2重のマスターパスワードでセキュアに格納できます。デスクトップ版の 1Password とシンクロしているので、まったく意識せずにパスワードを持ち歩けるのがさらに嬉しい。
Evernote:OmniFocus とともに、私の GTD セットアップに深刻な影響を与えつつあるのが Evernote です。アップデートによって写真のアップロードが高速になりましたし、WiFi が存在するところのみでシンクするというオプションも増えました。確実に、私の第2の脳になりつつあります。
NetNewsWire:昔は Mac 用のアプリでしたが、NNW for iPhone はNewsgator のアカウントをもってさえいれば使用できる便利な RSS リーダーです。すべてのフィードを登録すると重すぎるので「A リスト」のフィードのみをこちらに登録しておくことで、いつでも真っ先に耳に入れたい記事のみ持ち歩いています。
Twitterific / Twinkle:仕事とは関係ありませんが、持ち歩ける最高の Twitter クライアントが Twitterific と Twinkle だと思います。ロケーションに固有なことをつぶやくときは(「名古屋暑いねえ…」とか)選択的に Twinkle を使って、近隣の人に見えるようにしています。
DataCase:iPhone をストレージにしてデータを持ち歩けるようにしてくれるアプリケーション。いちいちケーブルをつながなくても、WiFi で共有ディスクとしてネットワークにつながってくれるのが便利すぎます。現時点で日本語ファイル名が使えないなどの不具合はあるものの、今後に期待。
駅探エキスプレス:どうしてこれが無料なのか! というくらい使いやすい乗り換え案内アプリケーション。以前使った駅を覚えていてくれるのが非常に便利で、高速に乗り換えを検索できます。クラッシュしやすいのが問題点ですが、今後のアップデートに期待。
マップ:デフォルトアプリですが、思った以上に使えます。GPS 機能がうまく動くようになってきましたので、ちょっとした道案内、周囲のコンビニ探し、人との会話の中などでよく利用します。GPS を利用したアプリが今後はどんどんでてくると期待してます。
Wine Pad:これは趣味に属するものですが、飲んだワインの銘柄、生産年、品種、感想などをメモすることのできる個人用データベースソフトです。開発も非常にアクティブですので、今後さらに便利になってゆくことが期待できます。
いま iPhone アプリに足りない一分野として、最後の Wine Pad のようなパーソナルデータベースがあります。理想としては、Palm の JFile を大きく越えてくれるアプリが登場してくれることを期待しているのですが…。
FileMaker を iPhone で見れるようにする FMTouch というアプリもありますが、高価・複雑すぎますので、もっと手軽なものができれば自分的にはキラーアプリです。
他に「これだけは外せない!」というアプリはありますか?