Firefox 用の「あとで読む」ためのプラグイン:Read it Later
Two Time-Saving Firefox Extensions Get Nods from Mozilla | web Worker Daily
タイムシフト万歳! テレビ、ラジオ、インターネット、なんでもリアルタイムを束縛しているものはそれが「飛び込んできた時間」ではなくて、「自分に都合の良い時間」にシフトして利用しています。
面白そうなウェブページをブックマークしておいてあとで読むということは多いと思いますが、1. 手軽で、2. オフラインでも読めて、3. 複数のコンピュータでシンクロさせたい、というわがままを全部を同時にをかなえてくれるツールは、ありそうでそんなにない気がします。
そんなわがままを上手に聞いてくれそうなのが、Web Worker Daily で紹介されていた Read it Later プラグインです。主な機能は:
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あとで読みたいと思っているウェブページを一覧表にして順序だてて閲覧できるようにしてくれる。
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オフラインであっても、読めるように、一覧表に入っているページを全部ダウンロードしておける。
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一覧表から RSS フィードを作成して、どこにいても読めるようにする
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複数のコンピュータ上でこの一覧表を共有できるようにする
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面白そうなリンクがたくさんあるなら、“Click to Save Mode” にして、次に次にリンクをクリックして、続けざまに一覧表に加えておける。
なかなか便利そうですので、基本的な機能についていかにまとめてみました。機能については作者のページにも詳しくビデオ付きで紹介されています。
使い方
プラグインをインストールすると、ブラウザの右上の方に本のアイコンが表示されます。これをクリックすると「あとで読みたい」と思った一覧表にいつでもアクセスできます。 ページがたくさんあっても、検索で狭めることが可能ですのでなかなか便利。タグも入れられますが、サイトと題名をなんとなく覚えていれば検索でひっかかりますのでタグをいれる手間がいりません。
ページを一覧表に加えるには、セーブしたいページで右クリックをして、“Read this page later” を選びます。読んだページをリストから消したいなら、上の画像のチェックマークをクリックします。
他の PC とシンクロさせたいのなら、このメニューの “Access Anywhere” という欄をクリックすると、RSS フィードの ID とパスワードが表示されますので、これを同じく Read it later をインストールした Firefox 上で共有すればいいということです。
あとちょっとユニークな機能が、click to save モード。ブラウザの右下のアイコンをクリックすると、それ以降クリックするリンクが実際には開かず、全部 Read it later に格納されます。これは小気味よい!
なんだかデータが知らぬ間に read it later のウェブサイトに送信されているようですので、プライバシーなどが気になる人は使わない方がいいかもしれません。
とはいえ、「あとで読む」という機能に必要な全てが入っている便利なプラグインです。「どうもウェブサーフィンし過ぎで時間が細切れになってしまう」という人は、ぜひこんなプラグインでまとめてオフラインで読んでみるなどしてみてください。