レシートを送ったら整頓してくれる "Shoeboxed"

emptybox1.jpg Review of Shoeboxed.com | Productivity 501

Shoebox といって何のことか分かりますか? 読んで英単語のごとく、靴箱のことです。買ってきた靴が入っているあの箱です。

これがちょっとした小物を入れるのに便利なわけですが、英語では shoebox には「なんでも入れる」というニュアンスもあって、これにレシートやメモを入れてためておき、蓋をしてあとで整理するという人も何人かみたことがあります。

そのことからこのネーミングが来ているのかわかりませんが、Shoeboxed という、バラバラと片付かないレシートを整理してくれるサービスがあります。日本のレシートには対応していませんが、未来にこうしたサービスが増えそうな予感がしますので参考に紹介します。

靴箱のレシートの山から Shoeboxed へ

Shoeboxed の魅力は $9.95 で始まる「レシート送付プラン」です。封筒にレシートを詰めて送れば、Shoeboxed のスタッフがそれらをスキャンし、CSV, Excel, Quicken 形式に変換できるデータにしてストアしてくれます。

$9.95 で 50 枚のレシート、$19.95 で 500 枚以上のレシートをスキャンしてくれますが、これを手で管理している時間を考えるなら、時間コスト的に十分おつりが帰ってくる価格だと思います。

無料のプランもありますが、この場合は自分でスキャンしたレシートを送信して管理することになります。現在のところは米ドルのみに対応しています。

日本だと「かけい応援くらぶ」のような試みも始まっているようですが、誰でも使えるサービスはないようですね。家計は全ての人の直面する問題ですから、サービスをうまくスケールさせることができたなら、大きなビジネスになりそうです。

ファイナンシャルプランナーの家内が、このブログ関連の書籍代や交通費は経費となるからちゃんとレシートをとっておくように言ってくれてることですし、こうしたものが日本にもあるようだったらぜひ使ってみたいです。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。