話題のファイル転送サービス firestorage を使ってみました

ユーザー登録無しで一度に最大40GBのファイルを無料で相手に送信できる「firestorage.jp」| Gigazine

職業柄、大量のデータをやりとりするのですが(今も米国サーバーから世を徹して数百GBのデータをダウンロード中)、仲間内でファイルをやり取りするときでも WWW サーバーにファイルを置いたりしてあまり便利とはいえない状況でした。

そこで Gigazine で紹介されていた無料で一度に 40 GB のファイル転送を無料でできる firestorage.jp を試してみました。

firestorage.jpg

使い方は元記事でたいへん詳細に説明されていますのでそちらに譲るとして、私がとてもこのサービスで気に入ったのは次の点です。

  • きめ細かい削除条件がある: 「7日、3日、2日、1日、12時間、6時間、3時間、1時間」という細かさで設定できるのが非常に便利です。あるいはダウンロードが「5、10、30、50、100、500回」で削除という風に回数で区切れるのも、データの手綱がとれていい感じです。

  • 集計機能がうれしい: 無料の会員登録をするとついてくる「今日は何回ファイルがダウンロードされた」といった集計情報が便利です。けっこうあるのが、先方にファイルの置き場を示したメールを転送しても「ちゃんとダウンロードしてくれたのかわからない」という状況です。こうしたことがないように、手軽にモニターできるのが嬉しい。

転送スピードも案外速いので、そのへんのデータをやりとりするには問題ありません。

ここまで機能があって無料というのは、太っ腹過ぎます。せめて恩返しに仲間内にひそかに広めておくことにします。file storage ではなくて、fire storage なのをいい間違えないようにしないと。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。