コマンドラインから Quick Look [Mac OS X]

Use Quick Look from Terminal | Macworld

手放しで評価しますが Leopard の新機能、Quick Look はすばらしいです。もうこれなしでどう過ごしていたのか思い出す事ができないほどです。Windows でもファイルの上でスペースバーを叩いて「あ、使えないんだった」ともどかしくなるほどです。アプリケーションを立ち上げずにファイルの中身が確かめられるのは、非常に大きな時間節約になってます。

Lifehacker 経由で知りましたが、Mac OS X のコマンドラインから Leopard の Quick Look を起動する方法があって、研究の作業をしているときなどに使えそうなので備忘録もかねて書いておきます。

使うのは、Quick Look のデバッグ用のqlmanageというコマンドです。

qlmanage -p < ファイル名>

と打つと、ファイルの Quick Look が起動します(Control + C で終了。これが普段の Quick Look と違う)。でもこれだとデバッグ用の情報が大量に出てきてうっとうしいですので、次のエイリアスを設定しておきます。

alias ql=‘qlmanage -p “$@” >& /dev/null’

これでワーニングが /dev/null の虚空に吸い込まれて Quick Look だけが飛び出します。

これは便利!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。