「植木に水やらなきゃ...」頻度が少ないタスクをスケジュールする Sciral Consistency
Sciral Consistency update: Remember flexible tasks | 43Folders
先日北海道に行ったときにマリモを購入しましたが、店員さんに「2週間に一度水を換えてくださいね」といわれて「これはカレンダーに書き込まないと絶対に忘れてしまうなあ…」と思ったところでした。週に一度くらいなら忘れないものであっても、2週間に一度となると、とたんに面倒になるものです。
それ以外にも植木の水やり、エアコンのフィルター交換、パスワードの変更、たまった新聞の片付けなど、「頻度は少ないけど、ぜったいに X 日ごとにやっておきたいタスク」というものは意外にたくさんあります。これらをストレスフリーに管理できるとなかなか便利ですし、あとでまとめてやらずにすむだけ楽になる場合も多いです。
こうしたタスクをシステム手帳に書き込んでもいいですが、日付の逆算が面倒だったりして、なかなか実行しません。そんなときに便利なのが Sciral Consistency です(Windows と Mac の両方で使えます)。
使い方
Sciral Consistency を使うと、最初に横長のカレンダーと空欄の表が表示されます。タスクを追加すると最初に Target Day を入力するようにきかれますので、ここで minimum day、つまり「できれば X にちおきに行いたい」という日数を入れます。また、maximum day も同時に入力して「先延ばしにしたとしても絶対 Y 日以内でやらなければいけない」という日数を入力します。
たとえば植木の水やりだったら、「できれば 5 日おきにやりたいけど、それがだめなら最低7日に一度ならば OK」というのであれば、minimum に5、maximum に7を入力します。
するとカレンダーに即座に色が付き、薄い色で水色(上でいうなら、まだ5日以内)、緑色(前回から5日〜7日たった)、黄色(7日ちょうど)、ピンク(7日を越えている)で何日までにそのタスクをするべきかが一目でわかるようになります。実際にタスクを行った日をクリックしてタスクをやりとげたことを入力すると、濃い色でそのタスクが期限前か、期限ちょうどか、期限を過ぎていたかが表示され、それ以降のカレンダーの色が再構成されます。
たくさんのタスクを長い間こなしているうちに、どのタスクは時間通りにできているか。どれが遅刻の常習犯かがわかるようになってきます。これは一度使い始めるとやみつきになります。ただ、欠点はメールや、iCal や GCal などへの通知ができるわけではないので、いつでもこのアプリを起動するのを忘れないようにしなければいけないという点でしょうか。
ながいあいだ開発がとまっていた Sciral Consistency ですが、このほど久しぶりに新しいバージョンが発表されました。本来は有料ですが、無料でも使用することができますので、頻度の低いタスクをたくさんかかえている人はぜひ使ってみてください。