Mac OS X Leopard が今すぐほしくなる 10 のあまり語られない新機能
やっとで Mac OS X Leopard の発売日が 10 月 26 日に決定しました。前回のアップデートから2年ですので長かった…。
ホームページのトップページを飾る Quick Look、Spaces、Time Machine なども魅力的ですが、300 の新機能リストをみていると、 日々の仕事を加速してくれそうな良いアップデートがたくさん入っています。
比較的紹介されることの少ない、でも毎日の仕事を楽にしてくれると思った10の新機能について紹介します。
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辞書だけですごいことになっています:1) 辞書アプリに小学館の国語辞典と類語辞典が追加、2) 和英辞典が追加、3) 辞書から Wikipedia を検索できる。英語で仕事をする人にとって、Mac OS X の辞書とシソーラスは非常に強い味方ですが、それがさらに強力になりました。
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.Mac 共有もさらに便利に:Dock アイコンの並び、Dashboard の設定、システム環境設定を複数の Mac の間で共有できる。
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Path Bar で Finder のパス機能が増強:Path Bar を使えば、あるフォルダを表示していて「一つ上のディレクトリにファイルを移動」などといった操作がとても楽になります。
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Stack でデスクトップの整理が自動化: ダウンロードしたファイルを全ていれる Stack が一番便利そうに見えます。ネットで情報を集めていて大量のファイルをダウンロードしたときでもデスクトップはきれいなままになります。さらに高機能になったスマートフォルダと使えば可能性は無限です。
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Automator がよりプログラム可能に: 1) 変数とループが使用できるようになるので、「<指名>.doc」といったファイル生成を大量に自動化できます。2) Watch me do 機能で、ボタンのクリックなどの操作を録画して自動化できます。
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My Mac と画面共有: My Mac 機能を使えば自宅の Mac を遠隔操作できますし、ローカル LAN の別の Mac の画面を Finder から共有できます。
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プレビューがさらに機能強化:1) プレビューで画像サイズ変更が可能に(やっと!)、2) 複数の PDF の結合や高度な編集などができる、3) PDF の注釈機能がチーム作業を意識して強化される
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Stoplight 検索がより便利に:1) ランチャー機能がより強められる、2) 簡易な正規表現が使えるようになる、3)計算機として利用可能に
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マウスコントロール: Dashboard、Space、Expose をマウスコントロールで起動できるようになる
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テキストエディット: OpenDocument と Word 2007 ドキュメントを読み書きできる
あまりぱっとしないアップデートだと言われている Leopard ですが、こういう小さい機能を一つ一つシェアウェアで実現したなら、それぞれが $30 から $70 の価値はあると思う機能ですので、私は個人的には Leopard はとてもお買い得だと思っています。
発売まであと8日。