ミニ昼寝、マイクロ昼寝...時間別の昼寝の効用
10 Benefits of Power Napping, and How to Do It | Ririan Project
昼寝や居眠りというと、のび太のように怠惰な人がやるものと思われがちですが、上手に使うことで一日の仕事の能率を上げることができるということが、研究などからわかってきています。Ririan Project のこの記事はこうした「Power Napping」パワー昼寝の効用についてとてもよくまとめてくれています。
こうしたパワー昼寝が最も効果的なのは脳の力を多分に使うクリエイティブな仕事を長く続けなければいけないときだそうで、昼ご飯の直後に短い睡眠をとることによって午後にだるくなることを避けることができるそうです。
それよりも面白かったのが、ブログで紹介していた時間別の昼寝の名称の一覧です。
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ナノ昼寝(10-20秒):電車などでちょっと居眠りをしたときなど。これが良い効果をもっているのかどうかはまだ研究からはわかっていない。
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マイクロ昼寝(2-5分):たったこれだけの睡眠でも、強い眠気を和らげる効果があることがわかっている。
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ミニ昼寝(5-20分):注意力の向上や、スタミナを増やしたり、能率を上げる効果がある。
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パワー昼寝(20分):マイクロとミニの両方の効果があるが、さらに筋肉をやわらげてリラックスしたり、脳に蓄積した無用な情報が消えて記憶力が向上する効果がある。
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のび太の昼寝(50-90分):ここまでくるとレム睡眠の波形が脳波に出てきて、脳がゆっくりリラックスしはじめる。認識能力などの回復、体の疲れがいやされ始めます。
最後の長い時間の昼寝だけは、途中で起こされるとかえって体がきつくなるので、あとに仕事が控えているなら 20 分程度で昼寝を切り上げた方が良いとのこと。
もう一つ Ririan Project に書かれてはいませんが、昼寝の効果として見逃せないと思うのが、疲れ切って電池が切れるように眠る前に、自分の意志である程度の時間を回復に充てているという点です。
やることがありすぎるときほど、仕事に、周囲に駆り立てられるように仕事をするのではなく、自分の残りエネルギーを意識的に管理しておきたいものです。