GMail + Mac = MailPlane、GMail のための専用アプリ
先日 300 ページにもわたる iPhone でのデータ通信の請求書が届いたので話題になった Justine Ezarik さんが今週の Mac Break Weekly に登場して面白いソフトウェアを紹介していました。まだベータ版ということで正式に公開されてはいないそうですが、GMail を操作するための専用アプリ MailPlane です。
ブラウザでも十二分に便利に使える GMail ですが、わざわざ専用アプリを使ってアクセスすることで、ブラウザから利用しているという制約を受けず、よりデスクトップと協調するアプリを作れるのがメリットだそうです。この強みを活かして、MailPlane には以下の機能が実装されています。
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GreaseMonkey スクリプトなしに、ドラッグ & ドロップで画像や添付ファイルを追加することができる
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写真の自動サイズ調整
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専用のプラグインで iPhoto の「この写真をメールする」などの機能との連携
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Mac OS X の印刷メニューの、「PDF をメールで送信」に MailPlane を指定できる
MalePlane 自体は WebKit を利用して Gmail と Mac OS X との間に立っているだけですが、そのおかげで Mail.app に近い、ネイティブアプリのような動作を実現しているというわけですね。
しかし、オフラインでダウンロードした GMail を読めるというわけではなく、MailPlane を使用しているときにはオンラインである必要があります。いずれ Google Gears のような技術でこのあたりが乗り越えられると面白そうです。
Windows でも利用できる同種のアプリケーションに、MOONGIFT さんが紹介していた GmZilla があります。こうしたオンラインとオフライン、デスクトップとブラウザの向こうとの境界を攻めるアプリが今後増えそうですね。