非公開ブログでデジタル・ユビキタス・キャプチャー

徳力さんの本、デジタル・ワークスタイルでも Going My Way でも、ブログを「自分のための備忘録」と紹介しているのを最近読んで、まったくその通りだと思いました。私はこれを、デジタルなユビキタス・キャプチャーと勝手に呼んでいます。

このブログは自分が読んだり聞いたりしたことを人と共有するためのものですので公開していますが、なかには非公開で自分専用のメモをブログという形にしているものもあります。たとえば今だと、私は読んでいる非常に長い小説のメモをとるためにBlogger上にブログを作成して、それを「投稿者のみ閲覧」の設定にして使ったりしています。ほかにもネタをため込むブログなど、複数が存在します。

同じデジタルでも、書いている情報を整理するつもりがないところが Wiki とは違います。何をどこに書いたのか忘れてしまわないかと最初は気に病んだものですが、存外時系列順というゆるい構造は記憶に残っているものですし、記事が多くなってくるに従って相互のリンクがたいてい必要な情報に行き着かせてくれるので、気にせずがんがんと書いていった方がメモとしても使えるみたいです。

ここ最近までは Blogger の投稿をバックアップするのが面倒でしたが、Windows 専用の Blogger Backup などのソフトも登場しましたし、このあたりも今後問題にはならなさそうです。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。