マウスジェスチャでコマンドを起動する FlyGesture
VooDooPad で有名な FlyingMeat から、マウスの軌跡でコマンドを起動するソフト FlyGesture が発表されていました(Mac OS Xのみ)。慣れるまで数日かかりましたが、なるほど奇妙に使いやすいアプリケーションです。
このアプリを起動しておき、F1 を押した後に表示される透明ウィンドウ上でマウスで軌跡を描くと、それに関連づけたコマンドを起動することができます。F1 のかわりに別のキーにアサインすることもできますし、マウスに余ったボタンがあるなら、それに割り当てることも可能です。
最初は使い勝手が悪いですし、登録されているジェスチャもあまり有用なものがないのですが、我慢して使っているうちにだんだん「これジェスチャにできるなあ」と思いつくような動作が出てきます。Applescript や Automator ワークフローならすぐに呼び出せますので、既存のものを登録しているうちに楽しくなってきました。とりあえずとっかかりは、最初に設定されている以下のジェスチャから始めるといいかもしれません。
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戻る:左
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進む:右
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リロード:上、右、下、左
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Google にアクセス:左、右
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Dashboard:左、上、右、下
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Expose desktop:左、上、右
一番の悩みどころは、ある動作をするときに Quicksilver が速いか、マウスジェスチャが速いかの見極めがつかず、両方をいろいろ使ってしまっているところです。このあたりについて、43folders のMerlin を含むMacBreak Weeklyの面々が話題にしていたのですが、「キーボード派の人と、マウス派の人とはきれいにわかれるよね」だそうです。そうですね。どちらか片方を使った方が混乱しなくていいのかもしれません。
こうしたジェスチャを使っていると、昔懐かしいファミリーコンピュータの裏技入力を思い出します。上上下下左右左右BA、のようなものでしょうか。上下左右左右下上下上左右左右上、ってどのゲームでしたっけ?