Quicksilver で日本語入力を可能にする Automator ワークフロー
Mac OS X 用の万能補完アプリケーション Quicksilver の情報が充実している J.S.Mach さんのブログで、 Quicksilver に日本語のテキストを送るための Automator ワークフローが紹介されていました。
Lifehack の本場アメリカでは有名すぎる Quicksilver ですが、日本語入力が不十分なので、使えるシーンが限定されていました。このワークフローを使えばとりあえず日本語テキストを送信するような操作は大丈夫になります。
ここまでできると、このワークフローをショートカットで呼び出したくなります。Quicksilver のショートカットが “Command + スペース” ですので、たとえば “Option + Command + スペース” みたいな感じで。
というわけで Applescript や Automator ワークフローにキーボードショートカットを割り振ることが可能な FastScripts Lite2 (無料) をインストールして、キーを割り振ってみました。いままで英語にしばられていた操作が解放されて、感動ものです。ありがとう!
インストール方法
J.S. Mach さんのブログでは Finder から操作するのを前提にしていたのでワークフローのインストール先は 「ユーザー名/Library/Workflows/Applications/Finder/」 でしたが、FastScripts を使う場合はデフォルトで Applescript の置き場から探しますので、「/Library/Scripts」などにインストールする必要があります。
あとは右上のタスクバーに入っている FastScripts のメニューから、Preferences → Script Shortcuts を選び、好みのキーに設定するだけです。
Mac が起動すると同時に FastScripts が起動するように、Preference → General で、“Automatically launch FastScripts Lite when logging in to this computer” のチェックボックスを有効にしておくとよいかもしれません。
このワークフローだけではまだ Quicksilver 経由の iTunes 操作でアーチストを捜したりするときなどには使えないのですが、OmniFocus、VooDooPad、Yojimbo などに日本語を送信したいときに使えるようになりますので、非常に楽になります。
さあ、使い倒してみますか。