四月、手帳を詰め替える
新年度がはじまり、新しいシステム手帳を使っている人も多いと思います。私はフランクリン・プランナー (英語の Leadership) を1月始まりで使っているのでべつに4月始まりの新年度は関係ないのですが、それでもちょっとした節目ですので、完全に中身を取り出して、もう一度入れ直すことにしました。
しばらく放っておくと、手帳のなかにはいらないものがかなり溜まってきます。たとえば、一時の思いつきで作ったけれども忘れていたプロジェクト・プランナーの切れ端、目標・価値観のシートの切れ端、いつの間にか挟まっていたレシートや紙切れなどです。そうした不要なものを捨てる以外にも、開いた印象がそもそも変わるような調整をくわえてみました。
捨てる、捨てる、作り直す
いままで何となく捨てられずにいたフランクリン・プランナーのガイド、解説はもう本で十分だと思ったので捨てました。また、手帳はノートに似ているのでどうしても罫線メモを多めにいれておこうという発想が先に立つのですが、実際に出先で書き込むようなことは少ないので2, 3ページを残してあとは取り去りました。
便利そうだという思いつきだけで買った名刺ポケットやその他のグッズも捨て、4月のダイヤ改正で古くなったバス・地下鉄の時刻表もとりだし、新しいものに入れ替えました。これだけで4割の減量です。
最後に、ミッションステートメントを見直してみると、文面には今のところ手を加える必要はなさそうだったのですが、「見た目」に慣れてしまいつつあったという理由だけで、テンプレートのフォントとカラーだけを変えて、新しいものを印刷して作り直してしまいました(作業時間5分)。
多分私だけではないと思うのですが、手帳には常に「新しい」というイメージが漂っていることが大切だと思っています。手帳に沈滞した雰囲気がでてくると、どうも開きたくなくなるのです。人は「見た目が9割」なんて本が出ていますが、手帳も見た目の軽やかさ、「何かが詰まっている」「頼りになる」というワクワクする感覚が使うときの原動力の9割だなと思うわけです。