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ツイッターを通して世界のすべてをみる



最近、時間をかけて考察を書く Lifehacking.jp の記事とは別に、やってきた情報のなかで「これは」と思うものを速報的にさっとアップする速報ブログを作っています。

そちらでも紹介したのですが、ツイッターが大統領選を11月にむかえるアメリカの民主党・共和党大会をライブ配信するというニュースが入ってきています。ライブ配信というと Periscope のような仕組みをすぐに連想しますが、これは CBS 系列のカメラの生放送を、Periscope のようなチャンネルで届ける仕組みのようです。

ツイッターがアメリカの民主・共和党大会をライブ配信すると発表http://www.mehori.com/entry/convention-live-streaming

そこで話は終わりなのかと思っていたら、矢継ぎ早にこんどは Bloomberg の3つの毎日の番組のライブ配信の契約のニュースが入ってきました。二つ連続。これはもう、こういう流れだというのがみえてきます。

Twitter has inked another livestreaming deal — this one with Bloomberg
http://www.recode.net/2016/7/12/12157458/twitter-inks-another-livestreaming-deal-this-one-with-bloomberg

すでにツイッターはフットボールの NFL との契約もしていますので、こうして政治、スポーツ、エンターテイメントと、人が同時に見るものを押さえてきたわけです。

ツイッターをみるとき、私たちは世界をそのままみている

実際の番組づくりはどうなるのかまだわかりませんが、生放送にリアルタイムのツイートを組み合わせたものができるということは、ふだん日本でも紅白歌合戦や、アニメをみている際に自然発生的に起こる「みんなが同時にみている」空間をシステム上で作るつもりだと考えてよさそうです。

こうしたわかりやすい、注目をあつめている番組や出来事だけではなく、現在進行中のニュースや話題を自動で集約する Moments の取り組みも進められています。

つまりツイッターは、これまでのようにユーザーが勝手にやってきて、勝手にツイートしているというだけの運営のしかたではなく、写真、動画、ライブ配信のすべてを含む人間活動のすべてを取り込んで、それを自動的に集約して整理して届ける意思をもっているということなのだと思います。

そのほうが広告価値が高まるのも、もちろん計算の上でしょう。フットボールの話題が集まってそこに人の目が集まるなら、そこにフットボールを好む人向けの広告をのせることも容易だからです。

ようやく、ツイッターが当初目標にしていた「地球の鼓動となる」というミッションの網目が組み上がってきたのかという気がします。

あとは、ユーザーの伸び悩みと収益性の問題なのですが、CEO のジャック・ドーシーはとても勇敢で面白い賭けに乗り出している気がします。

ツイッターCEO、ジャック・ドーシーのアカウントがハックされる http://www.mehori.com/entry/2016/07/09/183640

アカウントの管理はしっかりしてほしいとおもうんですけどね…。

 

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著者について

堀 E. 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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