撮って、印刷して、貼りまくる。旅行と手帳に最適な Polaroid Snap+

ラスベガスで開催されている CES、Consumer Electronics Show 2016 においてポラロイドからこれまでの機種、Polaroid Snapにかわる新機種 Polaroid Snap+ を発表しています。

ポラロイドですから、撮影して、その場で ZINKフォトペーパーに印刷できるという携帯プリンターとしての機能はそのままなのですが、ようやく、製品の総体としてのバランスが「これならほしい!」と思えるところまでやってきました。

なんといっても、Bluetooth によってスマートフォン上のアプリと連携できるようになった点が大きいといえます。撮影はiPhone やデジカメで、EyeFiを使ってスマートフォン上に写真をもってきて、Polaroid Snap+で印刷すれば旅先でもどんどんを思い出を形にできます。

ちょうどいいクオリティ

Polaroid Snap+ は 13Mピクセルのカメラであり、1080px の動画を撮影できる機能をもっています。印刷できる大きさは 2x3 インチ、5x7.6センチという手頃なサイズです。

印刷のクオリティはそれほど高くなく、滲んだ、ラフな画像しか期待できません。しかしそれでいいのです。撮影して、その場で30秒ほどかけて印刷して、どんどんとモレスキン手帳にはりつけてゆくことで高速に旅手帳を作り上げてゆくのに、最高品質の写真はいりません。そんなことはあとでゆっくりやることにして、まずはラフなタイムラインを手帳のなかに作ってしまうわけです。

印刷だけならすでに購入できる「ポラロイド Zip インスタントモバイルプリンター」でもいいわけなのですが、写真の質がそれほど良くないということをしっていると、プリンターとして買うのには腰がひけてしまいます。やはりカメラだから、印刷もできるカメラだという点が、製品としてのバランスをよくしているんですね。

発表と同時に大きく注目された Polaroid Snap+ ですが、残念なことに製品が登場するのは 2016 年の第四半期。まだほぼ一年先か!忘れないようにカレンダーに入れておいて、発売時期をチェックしておきたいと思います。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。