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WDS 2015 二日目まとめ。世界記録からポートランド体験まで #wds2015



World Domination Summit 2015、二日目と三日目はメインステージにおける基調講演です。

前日に、「同時にベッドで朝食を食べる人数」の世界記録に挑戦した来場者でしたが、今回のWDSは5回目ということもあってさらにいくつかの世界記録に挑戦していきます。

そのうちのひとつが、入場する際の、連続ハイタッチをするひとの人数の世界記録です。19429074230 3a6b3a80a2 k

朝8:30の開場に対して私は朝一番の朝6:30には門前にいたのですが、そこから列の最後尾に至るまで、入場する際にうしろのひとにハイタッチをしていきます。

そう、こんなことでも世界記録ってあるんですね。で、これだけの人が来れば破ることができるのです。

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さて、基調講演一人目は “Start: Punch Fear in the Face, Escape Average and Do Work that Matters” がベストセラーとなった Jon Acuff さんでした。

ひょうきんで、ジョークを織り交ぜながらの Jon の話は “Voice” について。仕事を通して、あるいはブログなどを通して、いかにして自分が伝えたいと思っている「声」を伝えるかという話題でした。

彼の講演で心に残ったのは、「声」が伝わっていないなら、どんなにビジネスがお金を生み出していても、見かけ上の影響力があってもそれは流れ去るものだという部分でした。

「読者を、あなたのすることに注目してくれている人を、自分の利益のためのプラットフォームとして見てしまう人は、きっとその人々を踏みつけにするようになってしまうでしょう」

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二人目の基調講演は、WDSが始まる前から論議となっていた人物、Food Babe こと Vani Hari さんです。

両親のネグレクトで、不健康な食品で育った Vani さんは、大人になってさまざまな身体の問題に悩まされるようになります。その原因がファーストフードや、スーパーで販売されている食品に含まれる添加物であると考えた彼女は、企業に対して食品に含まれる化学物質を開示するよう働きかけるブログ、Food Babe を立ち上げます。

実のところFood Babeの手法は大きな批判にさらされています。多かれ少なかれ、何らかの理由があって加えられている添加物一つ一つに対して、あまり科学的とはいえない理屈(ほとんど言いがかり)をつけて炎上させ、さらに注目を集めている部分があるため、彼女は常に鋭い批判と、ネット上でのバッシングの対象となっています。

私も手法自体には大いに疑問があるのですが、人間としての Vani さんは非常に前向きで、たったひとりで「フードメディア」を立ち上げているのには驚きを感じます。

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基調講演三人目は、ちょっと変わった人、「インターネットの子供大統領」の登場です。

Robby Novakくんは、その義理の兄弟のBrad Montagueさんとともに YouTube 上で Kid Presidentというシリーズの動画を公開してセンセーションを巻き起こした11歳の子供です。

スーツに身を包み、どこか威厳をもちながら愛らしい仕草で踊る Novak くんは、子供らしいシンプルなメッセージで世界中のファンの心を掴みました。そしてその活動は広く知られるところとなって、実際にオバマ大統領や、ビヨンセといった著名人にも会って動画を制作するまでになりました。

彼の動画は大人である Brad さんがすべて監修したものですが、メッセージを複雑にしすぎず、純粋に喜びを伝えるものを作れば、あとは自然に広まってゆくという解説は、テクニックや手法にとらわれすぎる傾向にあるコンテンツ制作の現場へのよいヒントだったと思います。

Portland Experienceと午後のセッション

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今年のWDSの特徴は、午後のとても長い時間、自由時間が設定されている点でした。実に12時から午後4時までが、自由にミートアップに参加したり、公園で開催されている Portland Experience というポートランドの魅力を体験する催し物に参加できるようになっていたのです。

ポートランドはいま日本でも注目が集まっている場所で、ビールや農産物が有名な個性的な街です。「変なポートランド人」と呼ばれることにとても力をいれるポートランドっ子はアートや演し物でも一風変わった趣味を持っています。

公園を埋めていたたくさんの屋台でとりわけ人気だったのは「言葉を一ついただければ、それを詩にしてあげましょう」というコーナーで、即興詩人がタイプライターで次々と言葉を打ち出してゆく前に行列ができていました。

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午後の基調講演は Lewis Howes さん、アメリカン・フットボール選手にしてデカスロンの選手、そして起業家でもあるバイタリティにあふれた人物です。

みかけからしてもマッチョな話をされるのかとおもいきや、「男性性のもつ幻想」という題材で、強くあること、攻撃的であること、相手を支配する考え方がもつ落とし穴について語ってくれました。

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最後の基調講演は Megan Devine さん。水難事故で恋人を失った彼女は、愛する人を失ったり、大きな傷をうけた人が、他人から「はやく忘れて、未来に向かおう」とアドバイスされることに違和感をもっていました。

そうして、喪失を人生とする考え方、癒やされない傷と同居する生き方について落ち着いた調子で語ってくれました。

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WDSらしい遊びの時間も多々用意されていて、午後は三つ目の世界記録として、「同時に口紅をつける人の数」の挑戦が行われました。

会場にいる女性だけでなく男性にも全員小型の口紅が用意されて、全員が同時に(ええ、私も)口に塗って自撮りを撮影するという、あまり写真を公開したくはないものの、楽しいひとときを過ごしました。

さて、WDS2015 はあともう一日。最後の日曜日に入ります。


著者について

堀 E. 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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