まるでブラウザ越しの海外留学。EF イングリッシュタウンの英会話体験が与えてくれる語学学習の新しいかたち [AD]

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークとのタイアップです。

英語スキルを上達したい。でもどうやって? どこにそんな時間が?

時間をたっぷり使って学習できた学生時代と違って、社会人になってからはただでさえ忙しい毎日のなかに英語学習を埋め込まなくてはいけません。しかも最近は実践的な英語が求められますので、ペーパーテスト用の暗記学習だけでは認めてもらえないこともあります。

そんな、時間の自由がないけれども英語の学習を進めたいというニーズに応えられるのが「オンライン英会話サービス」です。しかしオンラインはオンラインで、心配がともないます。

対面学習などと比べて、本当に時間対効果があるのか? 同じことの繰り返しではない意味のある学習量は確保できるのか? 時間とお金を無駄にせずに、本当にスキルが上がるのか?

その一つの答えとなるかもしれないサービスが、EF イングリッシュタウンです。アジャイルメディア・ネットワークのタイアップレビューの一環で、そのサービスをじっくりと使うことができましたので、2回にわけて、まず前半ではサービスの使い方を中心に紹介したいと思います。### 16段階で診断される学習レベルテスト

オンライン英会話を評価する際に、2つの要点があると思います。一つは**「本当にそのサービスで学習ができるのか?」と、もう一つが「続けることで意味のあるスキルの成長ができるように設計されているか?」**です。今回は前者を検証していきましょう。

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まず多くの人が不安になるのが、「自分の英語力で大丈夫だろうか?」という点だと思います。EF イングリッシュタウンでは最初に英語力のレベル判定テストを行い、16段階のレベルを自動的に設定することができます。

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このような選択式の簡単な文法問題、短い音声ファイルをリスニングして答える問題、そして数段落程度の文章を読んで答えるリーディングの問題が登場します。

こんな短いテストで本当に英語レベルが確かめられるのかと思ってわざと最初の数問を間違えてみたり、途中から回答のしかたを変えると、それにあわせて問題の難易度も変わってゆくのがわかります。正解が続くともう少し上のレベルの問題が提示され、誤答が続くとより基礎的な問題にさらりとシフトしてゆくのがすごい。このあたりに EF Education First 社の教材づくりの長年の経験が活かされているのがわかります。

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さて、私の結果は2,3問のケアレスミスによって90%の達成度で「上級」と判断されました。

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テストの結果、一般英語の上級からスタートすることになりましたが、実際にはどのレベルを選んで始めても大丈夫なようになっています。文法の理解度でレベル10くらいに診断されても、実際には語彙力が不安なのでレベル9からスタートするという人もいるでしょう。

レッスンはどのように進めるのか?

さて、レベルがわかったら実際のレッスンを進めていきます。EF イングリッシュタウンの場合、総合的な英語力をじっくりと作ってゆくことを目的とした教材になっていますので、多岐にわたる教材がとにかく多いというのが特徴です。似たような作業を繰り返すだけではなく、けっこうな緊張感がともないます。

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たとえば私がはじめたレベル15の上級編でもユニットが6つ、それぞれのユニットにインタラクティブなレッスンが4つにグループレッスンが、そしてそれぞれのレッスンには数問の教材がと、かなりの分量です。リスニング部分などはしっかり聞かないといけませんので、週に3-5時間でもユニットを一つ達成するのに2週間ほどかかります。

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教材量が多いといっても、判で押したような、どこからかとってきた英語の問題が並んでいるわけではありません。

一つ一つに動画や音声コンテンツが存在し、インタラクティブなインターフェースで作りこまれています。たとえば上の画像ではリスニングを行っていると、リアルタイムに新単語が右側のタブに表示され、その場でチェックできる機能があります。

動画の多くが俳優を使って、実際の英語が話されるセッティングで撮影されているという念の入れようです。空港のシーンではフライトアテンダントの制服、通関カウンターまで再現して撮影で使うという雰囲気づくりもできています。

地球上のどこかわからない場所でディックとジェーンが禅問答をしているなんてことは、EF イングリッシュタウンではないのです。

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こちらはリスニングの結果、会話の内容にあわせて該当する話題を振り分けてゆく問題。これもマウスでドラッグして答えを入力しないといけません。このインタラクティブさが、作業に手応えを与えてくれます。

このあたりは動画でみるのがわかりやすいと思いますので、教材を進めているところを録画してみました。ちょっと長いですが、EF イングリッシュタウン のインターフェースの作り込みをご覧いただけると思います。

グループレッスン

ここまででも十分すごいですし、英文法やリスニングなどといった試験向きの英語力は相当に鍛えることができます。しかしEF イングリッシュタウンをさらにすごいサービスにしているのが24時間利用可能なグループチャットによる実践的な英会話体験です。

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グループレッスンはそれぞれのレベルによって毎日設定されたテーマで、30分に一回開講していますので、都合のよいときに入室します。

たとえばこの画面では、「あなたはどんな外国製品をつかっていますか?」というテーマで先生と4人の生徒が対話を行っています。日本だけでなく、海外でイングリッシュタウンを利用しているひとが入室していますので、実にさまざまな国のひとがいて、先生との一問一答をおこなっているわけです。

「さて、みなさんはどんな外国製品を使っているのかな? どんな製品で、どこの国のものなのか簡単に説明して下さい。エイハンさん、いかがですか?」

「私はドイツに住んでいるのですが、ドイツ製品だと思っていると実はアジア製ということが多くて、知らないうちに外国製品を使っていたりします」

「そ、そうなのかい(笑)じゃあ、パトリシア、君は?」

特に会話をすることはないのですが、他の国の生徒さんもいるのでその答え方はとても参考になります。また、言い方がわからない場合には先生が適宜サポートをしてくれるのですが、私の体験した範囲ではその仕方がとてもそつがなく、リラックスした雰囲気で行われています。

それというのも、EF イングリッシュタウンの教師陣はすべてケンブリッジ大学とともに開発された英会話教師用の資格試験を通過しているため、つまづきそうになった生徒へのフォローについて専門的な訓練を受けているのです。

グループレッスンだけではなく、24時間前に予約を入れておけばオンラインでプライベートなレッスンもお願いすることができ、ここではさらに苦手領域の会話を助けてもらったり、教材にあわせた会話を先生おまかせで進めることもできます。

EF イングリッシュタウンで本当に英語の学習ができるか?

ここまでみてきたように、EF イングリッシュタウンにはそれぞれのレベルでかなりの量の教材が用意されていますので、それをこなすだけでもかなりの学習量になります。

英語には文法力、リスニング力、ボキャブラリーといったさまざまな要素があるので、画一的な教材ではなかなか上達しないのですが、インタラクティブな問題ではそれぞれを鍛えられるように多様な問題が設定してあります。

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たとえばレッスン毎のボキャブラリーのリストが発音付きでこのようにまとまっているのも、学習者が欲しいものをちゃんと提供していて好感がもてますね。

その一方で、EF イングリッシュタウンが苦手としている分野もあります。

たとえばインタラクティブな問題で不正解をとったとして、なぜ不正解だったのかを論理的に、あるいは文法的にいちいち解説が行われているわけではありません。そういった座学的な部分は間違ったところをメモしておいて、あとで自分で調べる必要があるでしょう。

あくまでこれは英会話の教室なのですから、間違ったならその問題と答えをまるごと経験として呑み込んでしまったほうが上達は早いので、そういうものとわりきってどんどん問題をこなすのが正解ですね。

グループレッスンについては、日本語を話せる先生はまず皆無ですし、グループにいるのも基本的に外国の生徒でしょう。なのでわからないことを日本語で質問するという「命綱」はありません。

しかし先ほども書いたように先生はトレーニングをしっかり受けているので概ねフォローが上手です。英会話はすらすらとしゃべれるときよりも、必死で文章を作り出しているときに経験値がたまりますので、これもそういう実践的な場所なのだという理解で進めるのがよいでしょう。

ブラウザの向こうの海外留学

私は中学校を卒業することもなく、いきなりアメリカの高校に放り込まれて、そこでESL = English as a Second Language のクラスで英語を学んでいた体験があるのですが、EF イングリッシュタウンはこのときの雰囲気に似ています。

だれもが英語が中途半端で、言いたいことばかりが舌の先で踊っていて、毎日新しい発見があって、毎日恥ずかしい失敗をして、そのたびに先生の穏やかな導きがあって、とにかく英語を学んでいるというよりも「この場でもやっていけるかもしれない」という自信を与えられていました。

英語の学習や語彙量はもちろん大切なのですが、この「なんとかなりそうだ」という実感こそが英語を使う時に背中を押してくれる勇気のもとだったりするのです。

この感覚ばかりは、周囲にいる人が外国語を話す人ばかりの場に身を投じないとわかりにくいのですが、それを日本にいながらにして、ブラウザを、アプリを開くだけで体験させてくれる EF イングリッシュタウンは実に面白いサービスだと思います。まるでブラウザのなかの海外留学みたいなのですね。

EF イングリッシュタウンには無料体験コースもありますので、みなさんもぜひ、この「命綱」のない英語体験をしてみてください。

さて、教材としてのEF イングリッシュタウン が利用できるとわかったので、後編では「続けることができるのか」「どこまで自分を高めることができるのか」という部分に切り込んでいこうと思います。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。