オンライン講座gaccoで「Evernote x gaccoスマート学習術」を公開しています

無料で学べるオンライン講座gaccoで、「Evernoteで広がるgaccoの学びスタイル」と題した特別企画が始まりました。

たいへん面映いことなのですが、私もこちらで講師の一人としてEvernoteの基本の部分について解説しています。オンライン講座ならではのEvernote活用法について簡単にではありますがまとめていますので、何かのヒントになれば幸いです。

gaccoとは?オンライン講座のメリットとは?

gaccoは大学教授やその道の専門家による講義をオンラインで受けることができるサービスです。大学の単位や公的な資格ではないものの、データサイエンス、ポップカルチャー、プログラミングなど、かえって大学では見つけにくい特色あるカリキュラムを素早く学ぶことができます。

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実施中の講座についてはクイズやレポートの提出に加えて、オンラインのディスカッションにも参加することが可能です。また、一部有料にはなるものの、オンラインで学んでから大学の講師と対面で知識を深める反転学習も実施しており、全てにおいて知識への近道となる設計がされています。

大学講座というと、通常は受験、入学、受講の順番になっていて知識へのアクセスがとくに社会人には悪いのですが、こうしたオンラインの講座であればこれまでハードルになっていた部分をバイパスできるわけです。

gacco x Evernoteの取り組み

さて、なぜここでgacco x Evernoteという企画になるかというと、実はgaccoの中にEvernoteで講義ノートをとることができる場所がたくさんあるからです。

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たとえばこの講義画面、講師(まあ、私なのですが… )の口にしている言葉がすべて横に表示されていて、Evernoteにコピーすることができます。

受講者はノートをとることに集中しなくとも、教材の中に注釈を加えるようにして知識を構成してゆくことができるのです。

リポートも提出もオンラインということなら、もちろんそれに向けた資料集めも、草稿の執筆もオンラインが効率的です。そこでEvernoteに勝るツールはないわけですね。

というわけで、gaccoに登録しているひとのために、Evernoteへの入り口を紹介しようというのが今回の企画なわけです。よければ受講してみてください。

無料ですし!

(余談)

今回の収録は東京大学の一角で、事務をしているかたにご迷惑をお掛けしながらの作業でした。涼しい顔をしてしゃべっていますが、どうしても不意にコピー機が始動する音や、物がぶつかる音が入るたびにリテークをしていて、それを上手に編集でつないでいただいています。

アドリブでしゃべるのは得意ですが、原稿通りにしゃべるのは難しい!そのうち読み上げている原稿がゲシュタルト崩壊して目がうつろになっているはずの場面もあるのですが、きっとそれも編集の魔術でなんとかしていただいているはずです。

オンライン講座、もうちょっと気軽なものでしたら作ってみたいですね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。