ママさんにおすすめしたい子育てカメラ、EOS Kiss X7 ホワイトの一つ目のキーワードは「軽い!」

キヤノンさんの「EOS Kiss X7ホワイトモデル」モニターキャンペーンに参加しており、この1ヶ月以上、メインのミラーレス一眼レフと平行して使ってみました。

こちらのカメラは世界最少・最軽量のデジタル一眼レフカメラとして去年発表された EOS Kiss X7 の白いボディのモデルで、40mmのパンケーキレンズと、18-55mmのズームレンズが同梱されたダブルレンズキットを、レビューのためにお借りしています。

カメラとしての性能や細かい仕様よりも、このカメラを表現する言葉を探していたのですが、誰にこのカメラがふさわしいかと考えると、これはきっと「一歩ふみこもう」と思ったママさんを待っているのだなという結論になりました。

なぜかというと、これはカメラを意識しなくてよいカメラだからです。### カメラを持たない口実が消える、EOS Kiss X7 の軽さ

家族の記録を残すときに、スマートフォンだけでいくのか、コンパクトデジタルカメラにするか、ミラーレス一眼にするか、デジタル一眼レフカメラにするかという幅の広い選択肢があると思いますが、荷物が多いママさんの場合、どうしても前半に偏った選択肢になりがちです。

では「ここぞ」という場面のためにもうひとつ持ち歩きたいという人の選択肢として、ミラーレス一眼かデジタル一眼レフかという選択になると、ファインダーを通して子供の一瞬をとらえたいわけですからデジタル一眼レフにしたい、しかし重さが…ということになるわけで、この思考経路は多くの親、特に小さい赤ちゃんがいる人が通ってきた道かもしれません(笑)。

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そこにくると、EOS Kiss X7 の軽さは本当に衝撃的なものがあります。本体 373g、パンケーキレンズをつけて503gというのは、片手で楽に握って振り回すことができるレベルです。

また、こういうと語弊があるかもしれないのですが、EOS Kiss X7 のボディの大半を覆っているポリカボネート樹脂は手触りが柔らかく、尖ったところもないので高級感は足りない気がしますが、一方で「手軽に持ち歩いてもいいんだ」と感じさせます。おもちゃみたいなさわり心地なんですよね。

一眼レフカメラというと、うっかり子供にぶつけると怪我しそうな、子供の周囲にふだん置いてあるものとの質量感が違う物体という気がしますが、このカメラはそういった意味での安心感があります。

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こちらは付属の40mmパンケーキレンズで、なにも考えずにフルオートで撮影した例です。子供を撮影するとき、荷物も持っていますし、なかなか両手でちゃんと構えて設定も素早くして撮影ということはできないのですね。

この写真も、娘が遊具の吊り橋を渡ってくるところを、すばやく手だけ子供の正面に差し込んで片手で撮影しています。片手でどんどんこうしたことができるのが、この軽さの賜物!

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こちらは自宅での一枚。おいおい、それは食べてはいけないでしょう…。

ふだんの生活でボケ味のある写真を手軽に撮影できると、「あ、じゃあこのアングルで撮るとどうなるのだろう」といった実験する発想がわいてきます。このあたり、カメラが好きで入ってきた人と、子供を撮るところから入った人では、違うのではないかと思います。

だからこそ、片手で手軽に撮ってみたら、すぐに結果が出てくるというこのランクのカメラが重宝されるわけです。

まだモニター期間はありますので、残りの期間は家内に預けてみてどんな写真がとれるかも試してみようかと思います。また、タッチで操作できるパネルと、動画についても次の記事でご紹介しましょう。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。