[30日チャレンジ] 英語で30日間書き続ける

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30日だけ新しい何かを始めてみる「30日チャレンジ」時には成功したり、とぎれたりしながら、まだやってます!

今月のチャレンジはKDPイベントで触発された勝間さんの「五千字書く」という活動に近いものにしてみたいと思います。

近いというのは、ひとひねり加えて、英語で書くことにしているからです。### 英単語にして500単語

英語で原稿量をはかる単位は単語の数、つまりワードですが、これは翻訳された日本語の文字数に比べたら数分の一になります。日本語で「英語」なら2字なのに対応するのは English で1ワードなのですから当然ですね。

特に目安はないのですが、参考にしたサイトなどの数字を元に5000字を換算すると約1200ワードほどになるのですが、さすがに大変ですので500を最低線として考えています。

苦痛が快感に

30日チャレンジはもっと楽しめるものや、やったことがないものを選ぶほうが続きやすいのは確かです。

しかしあえて難しいチャレンジを選ぶことに関しては、私は以前にまさに「英語を書く」習慣で最初の苦痛が快感にかわることを経験しています。

高校生のころ、6週間で30枚のレポート用紙に英語の自由作文をするように言われたことがあります(アメリカの話です)。それこそ、最初は1時間かけても1枚も書けずに苦しんで最初の30枚を提出したのを覚えています。

しかしこの課題、次の6週間は50枚、というように数字が増えてゆくのです。するとしだいに筆が滑るようになり、ネタを数枚にわけて書くことなども自在となりました。

登山を久しぶりにすると、最初の三十分ほど体が思うように動かず、実に嫌な汗が出てくることがあります。しかしその最初の抵抗を乗り越えると、気分が爽快になって体が軽くなってくるのです。

これと同じで、最初の抵抗感が爽快感に変わるとき、何字書けたのかという表層的な達成感ではない、「ああ、自分はこの小さな山を越えられたのだ」という気持ちが広がります。

30日チャレンジの30日というのはかざりに過ぎません、続けるときのこの感覚が得られれば、おおむね成功なのです。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。