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「旅鞄いっぱいの京都・奈良 」は旅と文具への扉を開く必読の一冊!



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文房具アナウンサーこと堤信子さんの「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ
」に続く第二作の舞台は日本が世界に誇る京都・奈良です。

前作もこちらの記事で紹介していますが、この本は文具好きならば枕元に常備して、毎晩眠る前に抑えきれない笑みを口の端にたたえながら読み、そのままいつの間にか夢の中に入りたいと思うほどの一冊です。となりにおいてあるだけで心が温まるんですよね。著者の堤さんのお人柄がそのままでているのでしょう。

しかしあえて、前作に難点があるとしたら、それはやはり「パリ」と「ミラノ」という舞台があまりに遠すぎて、手が届かないという点でした。

しかし今回は違います。行こうと思えば、今からでもすぐに行ける京都と奈良が舞台です。そして前作をさらに上回る魅力が存分にページからにじみでています。

京都・奈良を文具でたどる

京都・奈良で文具、ときたら何を思い浮かべるでしょうか? 和紙、筆、和小物、そのあたりでしょうか。私の貧弱な知識ではそれくらいしか思い浮かびません。

しかし本書を開けばそれらはもちろん、そしてこれまでみたこともない世界が広がります。

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日常のふとした時に使える京懐紙の店や、京都らしいモチーフで判子をつくってくれる店、時代に取り残されたようなレトロな文具を揃えた裏通りの小さな店など、よくぞここまで探したと驚くような情報が美しい写真とともに紹介されています。

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奈良の古本通りの事も知りませんでしたし、お寺や神社にオリジナルの文具があったり、定期的な古本市で素敵な文具の探しものができるなんてことも知りませんでした。

また、本書では文具屋だけでなく、文具が似合う、思わず手紙を書きたくなる喫茶店や洒落た宿も紹介されていて、今すぐモレスキンをつかんで旅立ちたくなります。

前作同様の写真の美しさと量にも目を見張るものがあります。ここまで作り込むのは著者だけでなく、制作スタッフにも文具への愛がなければ絶対に無理です。

ここまでの本をみてしまうと、旅に出ないのは自分に嘘をついている以外の何物でもない気がしてきます。しかしそれでも旅立てない腰の重い関東圏の読者のために、堤さんにはぜひ!シリーズ三作目から六作目くらいの分量で東京・横浜の文具を巡る小さな旅をまとめていただきたいものです(笑)。

それまでは、まず本書を片手に行きましょう。京都へ、奈良へ。なつかしくも優しい文具を探しに!

旅鞄いっぱいの京都・奈良 ~文房具と雑貨の旅日記~

旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ —文房具・雑貨のトラベラーズノート


著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。

2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote コミュニティリーダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモClimate+を運営しています。気候学者、理学博士、英語ネイティブ。

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