電車の中で突然知りたい欲求に駆られて、Kindle Fire を取り出した

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本業で利用するプログラミングのスキルはちょっと時代後れな Fortran くらいなものなのですが、最近必要がでてきてウェブアプリを作成するための基礎知識を学んだりしています。

もともと高校の頃に Pascal だとか Turbo C などもやっていたので、プログラム言語はけっこう好きな方です。しかしちゃんとしたアプリを作るまでの包括的な経験はなかったので、入門書をひもといたり、人のコードを読んで勉強するのが目下の楽しみです。

そんなある日、PHP の入門書を手に取りながら電車に揺られていたら、急に「この本では不十分だ、もう少し応用面について書かれたものを読んでみたい」という欲求に駆られました。

そこで最近利用する頻度が少しずつ多くなっているのが、アメリカからとりよせた Kindle Fire です。### 「読むチャンス」を含めたトータルな読書時間の増加

こんなときのために、Kindle Fire にはここ最近買った電子書籍がすべて入れてあります。ちょっとこちらの本を読んでは、次はこちらの本を読んでといった具合に飛び移ることが自在にできます。

また iPad 2 に比べて、Kindle Fire はちょうど手のひらでホールドできるために、電車のつり革にぶら下がったままどんどんと読書が進みます。どんなに分厚い専門書だろうと、何冊の本を同時に持ち歩こうと、関係がありません。この、電車の移動時間を必ず読書に当てることができるという確信がもてるということが Kindle Fire を使う大きなメリットになっています。

Kindle Fire は現時点で、電波法の関係で日本国内でワイヤレスを使うのには問題がありますが、これが理想的な状態なら「ほしい!」と思ったその瞬間に満員電車のなかで豊富な選択肢のなかから本を選んでダウンロードし、読むことが可能なのも電子書籍ならではの近道です。

では電子書籍で本当に読書が進むのか。もう4年以上も前に初代の Kindle にあまり燃えなかった私ですが、最近は電子書籍のインターフェースも進化したことで以前ほど問題を感じなくなっています。

それどころか、洋書に関しては Kindle の方がいかなる瞬間でも利用できるためにどんどんと読書が進む傾向にあります。いくら速読ができても、読むチャンスがなければ本は読めません。案外、Kindle のようなデバイスは「本を読める場所」を増やすということを通じて読書時間を増やしてくれているのかもしれません。

そして紙の本を読むシーンと、電子書籍を読むシーンが異なるとすれば、トータルな読書量も増やせる可能性があります。

いまちょっと読書量の最適化が個人的にホットなので、このあたりはまたデータをとって共有したいと思います。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。