好きなものを自由に配置する「デザインする手帳」超整理手帳カバー

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「撮れるカメラバッグ」などのヒット商品を手がけたスーパーコンシューマーから、「デザインする手帳」をレビューのためにいただきました。ありがとうございます!

開いてみてびっくりしたのが、この手帳カバーはふつうあるようにカレンダーやメモをいれるだけでなく、iPhoneやロディア、モレスキンノートでさえも自在に配置できるという点です。製品紹介によれば:

モレスキン、ロディア、ケーブル、スマートフォン、wi-fiルーター、ペンなど、常に持ち歩くお気に入りツールは人によって様々。 お気に入りツールを手帳の中に自由にレイアウトして、持ち歩く為に考えられたのがこの「デザインする手帳」。 超整理手帳マニアが 9ヶ月の歳月をかけて考え抜いた、超整理手帳ユーザーの為の手帳です。

とのことです。9ヶ月は「歳」月ではないよ…とか、そこがポイントではなく、ベルクロを駆使してなんでも配置してしまうというコンセプトがとてもユニークです。

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表面は撥水加工のスムースレザー。しかも表と裏でデザインが変えてあるので、手に持ったときに自然に方向がわかるようになっています。このあたり、「小さい財布」をデザインしたセンスが継承されています。

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そして最大の特徴であるベルクロの面。ペンホルダーや、ゴムバンドを一番のベルクロのメス面に対して配置することができます。

Layout

一見、落ちてしまわないか心配になるのですが、そこはさすがベルクロ。ゴムバンドにある程度の張力をもたせても大丈夫なようです。

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超整理手帳の特徴は縦長の「スケジュールノート」と「カンガルーホルダ」ですが、それを収めるための工夫もされています。たとえば上は蛇腹になっているスケジュールを任意のページにはさんでしおりにできるシートストッパ。

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A4用紙をたたんでしまうことができるのも、超整理手帳のサイズの利点です。

ちょっと自由度が高すぎてかえって使い方に迷ってしまいそうなのですが、超整理手帳でいく!と決めている人にはお気に入りのアイテムを収納して持ち歩けるのは便利そうです。持ち歩くワークベンチというわけですね。

しかしここで申し訳ないことが…。

困った…自分は超整理手帳ユーザーではない…

この手帳カバーの機能性は十分に感じられて、使ってみたい欲にもかられたのですが、私は超整理手帳をレビューのためにしか使ったことがなく、いまもメインはモレスキン手帳でがんばっています。

せっかくいただいた良い製品だというのに、ちゃんと真価を発揮することなく手元にあるのは大変申し訳ありません。そこでこの子は次に開催するイベントでプレゼントとしてご提供しようかと考えています。

今年はイベントを多めに考えていて、次回は1月末か2月上旬を予定しています。超整理手帳ユーザーの方はご来場いただき狙ってください!

デザインする手帳 for「超」整理手帳 スーパークラシック

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。