OmniFocusがSiriに対応して時間でも位置情報でもタスクを追加可能に
iPhone 4S が出て以来夢中になっているのですが、携帯にちょっと話しかけるだけでタスクが追加できるのは思った以上に便利です。
ありとあらゆるスキマ時間がタスクを追加する時間になるので、これまで捕まえることがなかった細かいタスク、たとえば「数分で糊が乾くのを教えてくれ」といったことや「5分後にもう一度電話したいので教えて」といったことまでも、音声だけで入力出来るわけです。
Remember the Milk に続き、OmniFocus も iPhone 4S の音声入力 Siri に対応しましたので、やっと主力アプリで快適Siri生活です。
実はここしばらく Siri に対応した OmniFocus のベータをテストさせていただいたのですが、問題なくタスクを追加することに成功しています。### OmniFocus と Siri の連携
たとえば: “Remind me to pick up the book at 7am tomorrow.” といえば、ちゃんと明日の朝7時にリマインダを設定して、OmniFocus のインボックスにタスクが格納されます。
OmniFocus + Siri from The Omni Group on Vimeo.
OmniFocus が一歩先を行っているのは、コンテキストに位置情報を付与しておくことで「自宅を出るとき」「職場についた時」という種類のリマインダも作れる点です。
OmniFocus + Siri: Location from The Omni Group on Vimeo.
現在 Siri と連携する方法が限られているために、タスクを完了させたりといった実質的な操作はできないものの、この二つの機能だけでも、GTD の収集ステップを歩きながらやるのには十分です。
私は車で移動することが多いのですが、車のなかから何個もタスクを追加することができて、職場についたらそれがすでにOmniFocusに追加されているのは今までにない近道で楽しいです。
いずれ Siri が本当の秘書のようにスケジュールとタスクをさばいてくれる日が来ることに期待して…いいのでしょうか!
OmniFocus の Siri 連携の設定方法は以下のビデオで開設されています。
OmniFocus + Siri: Configuration from The Omni Group on Vimeo.
唯一変更する必要があるかもしれないのは、英語ならば、iOS5 のリマインダーアプリはデフォルトで「リマインダー」というリストにタスクを格納しますが、OmniFocusは英語の「Reminder」という名前のリストを想定しているかもしれない点です。
この場合は、“OmniFocus” というリストを作成して、タスクがデフォルトでそちらに格納されるようにすれば、OmniFocusアプリはそちらのタスクと同期するようになります。