ScanSnap S1100 は「一家に一台」のドキュメントスキャナーになるか?

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ScanSnap を一家に2台ももっているというのも珍しいかもしれませんが、それくらい我が家では余分な紙をスキャンする機会が多くなっています。

しかし面白いのが、研究室では大量の紙を読み込ませることが多い自分も、自宅ではせいぜい名刺や、数枚の A4 用紙を読み込ませるだけの、「軽い」使い方しかしません。一方、家内は雑誌を読み込むなど、比較的ページ数の多いものを読み込む傾向にあるようです。それくらいドキュメントスキャナーは生活の中で使い方が人それぞれです。

前者の「90% のスキャンが名刺や数枚の紙」人向けには小型で軽量の ScanSnap がおすすめになるわけですが、そんなニーズをみたす新製品 ScanSnap S1100 をご縁のある PFU の方からモニター用にいただきました。何という太っ腹…!

そしてこの数日利用してみたところ、ついにドキュメントスキャナーは「一家に一台」のところまでやってきたのではないかと思うようになりました。気になる S1100 の使用感と、ドキュメントスキャナーの今後についてまとめておきます。

S1100 の機能と特徴

まずなんといっても ScanSnap S1100 の最大の特徴はその小ささです。ボディは読み込む A4 の用紙の横幅に数 cm 足しただけで、非常にしっかりとした作りをしています。可動部分に若干無駄があった S1500 に比べて、S1100 はまったく無駄がないという印象をうけます。

しかも S1100 は USB バスパワーで駆動しますので、大きなアダプタなどが付け加わることがありません。引き出しから取り出して、USB ケーブルにつなげば数秒で利用可能になるわけです。

気になるスキャンのスピードですが、A4 サイズで8枚/分相当のスピードといっても、一度にセットできるのは1枚だけですので、スキャンにはそれなりの手間がかかります。紙の束をセットして、ボタン一つですべてスキャンというわけにはいきません。また、片面のみですので、両面のスキャンをする場合はUターンパスで二度スキャンする必要があります。

しかしこの面倒さを軽減する工夫が S1100 には施されています。たとえば紙をセットすると、自動で数 mm 紙が引き込まれて「スキャン可能」であることを感覚的に教えてくれます。この引き込みがないといつまでも用紙の位置あわせをしてしまう傾向にあるのでこれはうれしい合図です。また、連続読み込み中には自動でスキャンが開始しますので、名刺などを次から次へと読み込む場合でもそれほどストレスはありません。

実際の動作の様子を動画にまとめてみました。

ScanSnap S1100 のスピード from mehori on Vimeo.

また、クレジットカードなどのように若干厚みのあるものでも(ストレートパス利用時に)スキャンができるようになったのも嬉しい点です。私を含めブロガーがよく利用する moo のカードもなんなく読み込めます。

クイックメニュー機能がうれしい新しい ScanSnap Manager

ScanSnap の秀逸なのはハードウェアが ScanSnap Manager というソフトウェア側と緊密に連携していて、他に操作をしなくても「ボタン一つで PDF/JPGができる」という安心感がある点でした。S1100 に同梱されている ScanSnap Manager はその手軽さをさらに進化させた者となっています。

なかでも便利なのが「クリックメニュー」です。これまで ScanSnap を利用する際に「名刺は JPGで」「文書はPDF」でという使い分けをしようと考えるたびに設定を変更する必要があっておっくうでした。

クイックメニューはスキャンの際にどのようにして結果を保存するかをクリック一つで選べるようにしてくれる機能です。たとえば「JPG で Evernote に保存」「PDF で Evernoteに保存」という機能や、Google Docs への保存、iPhoto への保存といったように、ユーザーが想定する利用方法があらかじめそろっています。

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「一家に一台」の資格

アダプタなしの軽量性、ボタン一つで動く明快さ、そしてボタン一つで望み通りの動作をする安心さのおかげで、ScanSnap S1100 は初めて「一家に一台」あってもおかしくないレベルにまで達した気がします。

これまではボタンを押した際の挙動に若干の設定を必要としたり、S1500 のように置き場所が必要であったりといった具合に、ScanSnap は「ドキュメントスキャナーを必要としている人」向けの製品だったといえます。

それが S1100 で、これまでドキュメントスキャナーを必要としているとは思っていなかった一般の人々に浸透しそうな気がします。いうなれば、電子レンジや、瞬間湯沸かし器と同じレベルで無意識に利用できるところまで来ているわけです。

これから年末にかけて、クリスマスのプレゼントなどにももってこいの一品といえそうですね。

p.s.

S1100 には純正のカバーケースもありますが、これがケースから本体を取り出すことなく USB ケーブルを接続して利用できるようになっています。こうした作り込みもうれしいですね。

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