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生産性ばかり追求していないですか? 忘れたくない6種類の時間



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時間は常に一定のスピードですぎていきますが、その中身はあきらかに不均等です。「仕事の時間」や「遊びの時間」のように、私たちが時間に対して与えている意味合いが、時間の内容ばかりか、受け取り方も変えてしまうのです。

多くの場合、私たちはいろんな種類の時間を意識せずにバランスさせてお手玉させているのですが、そうしたバランスが狂ったときのために Pick the Brain の記事で紹介されている「6種類の時間」が参考になりそうです。

なんだかこの6種以外にもいろいろありそうですが、時間を見る目が変わってきますので、ざっくりと紹介したいと思います。「いま自分はどの時間にいるのか?」を意識して読んでみると面白いかもしれません。

クリエイティブで生産的な時間

あきらかに、多くの仕事術や、ライフハックのアドバイスが集中するのがこの時間です。何かを成し遂げたり、なにかを作っている時間です。

もちろんこの時間も大切なのですが、重要なのは、たとえ前向きで自分と他人のためになるような活動(仕事や、ひと助けや、やりがいのあるブログなど)でも、この時間ですごすのには大きな精神的な余裕が必要だということです。

残りの5種類の時間なしに、この時間の状態に長くとどまることはできないのです。

身体的にアクティブで、エネルギッシュな時間

体を動かすことが重要なのは誰もが認めると思いますが、忙しいさなかには先送りしがちなのもこの時間です。一方で、強いプレッシャーを受けているときや、思考の袋小路に真追い込んだときに、ちょっとした散歩やストレッチがなんだか雰囲気を変えてしまう経験をした人も多いはずです。

カントが毎日同じ時間に散歩をしていたのも、きっとこうした「身体的な時間」が精神にフィードバックするのを意識的にか、無意識的に利用していたのでしょう。

遊びに満ちたエンターテインメントの時間

遊びの時間は、仕事術の本などではいつも割を食う運命にあります。しかしいくら仕事が楽しくても、緊張を強いられる仕事の作業とは別に、遊びの要素のある時間がなくては、喜びや興奮を感じる回路自体が摩耗していってしまいます。

「テレビを見ない」といつも口にする私ですが、それでももちろん楽しい映画や、興味をひかれるテレビ特集はよく視聴しています。ここで一つの工夫は、なるべく「定期的にみる」ものを減らすことです。定期的にみるものからは、次第に喜びが減っていきます。逆にその日に強く「みたい!」と思った気分に従って録画したものは、つよい興味をもってみることが多いような気がします。

学びと成長の時間

勉強であれ、読書でもいいのですが、新しいことを学ぶ時間は「貯蓄」の時間として、それ自体が独特の満足をもたらします。見分けが難しいのですが、英語の学習や新しいプログラム言語を学んだりする時間が「学び」の時間になるように、「ネットサーフィンをしてる」「ブログを書く」時間を「学び」とすることも可能です。

単なるネットサーフィンとブログは、それだけでは学びというよりは暇つぶしとみなされそうですが、ある一定のテーマで情報収集を行い、それを自分の言葉で記事にしてゆくのは高度に知的な作業です。そこに成長があるなら、立派に学びと成長の時間といえそうです。

内省的で霊的な時間

元記事が欧米のものですので「霊的」という言葉を使っていますが、なにもこれは宗教的にならなくても、自分の価値観や、行動原則を心に問い直す時間といってもいいでしょう。「なにをすべきなのか」「どうしてそれをするのか」を問い直す時間です。

私の家庭はキリスト教なので、私も日曜の礼拝には何度も行ったことがあるのですが、1週間に一度静かに内省の時間をもつだけで次の一週間の気力が充実するのを、行くたびに感じています。

内省するのが不得意な人なら、遠出をして環境を変えてみることで普段の視点をゆさぶってみるのも一つの手です。こうした時間を作るために定期的に山に行ったり、旅をすることもよいでしょう。

休息とリラックスの時間

休息をとるというのは、ただ単に眠りをとるということだけにとどまりません。私たちの頭を一見むだなことに向けてみて、頭の「たが」を外すこともたまには必要です。

何も生産的なことをしていないからといって気に病む必要はありません。「自分はいまリラックスしているのだ」と宣言をした上で、ちょっとしたゲームやとりたてて役に立たない漫画を読んでみたりといった時間を確保することで、残りの時間との緩急をつけることができます。

こうしたバランスはほとんどの人は無意識でできているのでしょうけれども、ちょっとがんばりすぎてしまうと、「100% の時間を生産的にできていないのでダメだ…」「また遊んでしまった…自分は怠け者だ…」と不必要に自分を責めることになりかねません。

最初の「クリエイティブで生産的な時間」で紹介されていた点は非常に重要ですので繰り返すに値します。生産的な時間を過ごすのは、重要ですし、やりがいもありますが、それでも精神力を消費することにはかわらないのです。

プロダクティブな時間を充実させるためにも、残りの時間を意識しておきたいものですね。

Pick the Brain | 6 Types of Time: Which Are You Missing?


著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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