自分専用テンプレートで気楽な Twitter 風日記を

bubble.jpg Twitter のように吹き出しにメモするようにして書くとすらすらメモが書ける、Tweet Note のすすめ | Going My Way

昼間に Going My Waykengo さんが Twitter 風の吹き出しをノートに入れてみたら、というつぶやきをしていたのにぐぐっと引き込まれました。私も以前似たようなことを Moleskine 手帳でやっていたからです。画像はこちら

そうしてわざわざこんなことを? と思う人もいるかもしれませんが、一方で Twitter に慣れた人だったら「書きやすそう」と思ったかもしれません。

ノートは自由にいくらでも書くことができますが「いくらでも書ける」ということがかえってハードルになることがあります。そこでこうした約140字の「制限」を加えることで、この枠のなかで短く、即興的に思考が飛び出るように促しているわけですね。

こうした試みは日記などに最適なのではないかと思います。

「日記が続かない」という人はそれこそ「1文章でその日を表現してみる」、「今日を一つのつぶやきにするならどう書く」という質問に置き換えて書きやすくするのがよさそうです。

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こうした「吹き出し」だけでなく、**どうせ毎日書くことをあらかじめフォーマットしておくことは、「今日は何を書こうか」という悩みをバイパスするのに利用できます。**私も以前、自分のモレスキン手帳にラベルを印刷したものを貼り付けて、その日に記録しなくてはいけない情報を、一つのフォーマットに落とし込むということもしていたことがあります。

右の画像は一つの例ですが、「体重」「歩数」「読んだ本のページ」「とった写真の枚数」といった数えることを入れることで、その日その日をデータ化して長期的にモニターするという試みです。

そういえば印刷用のタックラベルがなくなってからは Daytum に移行したので今は利用していませんでした。

手帳がユビキタス・キャプチャの中心という人はこうしたフォーマットを作って印刷したり、スタンプを自作していつでもペタンとページに押すことができるようにするのも面白いかもしれません。

無地の手帳に、独自のフォーマットを与えるハック、他に使っている人いますか?

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。