
英語を学んでいるのではない、自分を変えるにはどうすればいいのかを学んでいるんだということに気づきました。
Twitter で有名人の @yteppei さんの勤め先のご紹介で、Skype でフィリピンの現役学生・卒業生にチューターとなってもらう英会話サービス、レアジョブの無料トライアルというものに参加してみました。
英語を話せる学生・卒業生と毎日 25 分会話して月額 5000 円、50 分話して 8000 円という破格の価格を可能にしているのは、フィリピンとの通貨の違いを利用しているためなのですが、気になるのはもちろん「ちゃんと英語の勉強になるのだろうか?」という点です。
そこで 25 分の会話レッスンを予約して、運悪く私の指名を受けてしまったフィリピンの大学の経済学部卒業生の女の子に根掘り葉掘りいろいろ聞いてみました。へんなお客だと思われたはず…。
レアジョブのウェブページではいまいちわからないレッスンの様子や、詳細について彼女からきいた話しをまとめてみたいと思います。
- Skype でのレッスンですが、私の相手をしてくれた人は音声のみで、ビデオで相手の顔をみての会話ではありませんでした。でもこれは人によって違うのかな?
- 教材は市販されているものを利用してもいいし、Business Week や TechCrunch といったニュースサイトを指定して、記事を一緒に読む、あるいは記事の内容について意見交換をするのでもいい。
- 自分の書いた英語の添削をしてもらう、自分から「次にこんなスピーチをする予定なので聞いてほしい」「こんな会話をする予定だけど、ちょっと相手役になってくれ」といったこともお願いできる。
- ただ、どんなレッスンがしたいといった要望は自分で英語で伝える必要があるので、生徒の側である程度準備が必要になる。それも学習の一部だと思ってほしいとのこと
- ほとんどの人が 25 分のクラスを受講していて、50 分は珍しい。でもそれで不十分と感じたことはなく、短くてもいいので、何度でも使ってほしい。
- 講師はウェブページで指名するのですが、お気に入りの先生がすでに多忙な場合、他の人を指名しても教材などは引き継がれるわけではない。それぞれの講師が個別に活動しているので、「昨日までこの教材を使っていたので、今日はこの続きをしたい」というのは自分で伝える必要がある
- 最低限必要な会話レベルというものは一応ないけれども、レッスンを根気強く続けるやる気は必要。でも日本の人はみな向上心が強いので、こうした点で問題はあまりないと思う、とのことでした。
実際に利用してみた印象は、本当にフィリピンにいる友達にちょっと英語の手伝いをしてもらっている感覚です。
高度なカリキュラムを求めることはできない反面、「この記事意味がわからないから相談にのって!」「ちょっと話したいんだけど、いいかな?」というフランクなつきあいができそうなのは好印象でした。
気になるのが「英語のレベル」と「発音」です。
私の相手をしてくれた女の子はとても気の良い感じでしたが、私の英会話レベルに若干届いていませんでした。同じ質問を何度かしてみて、やっと通じたこともありました。それが勉強になるといえば勉強になるのですが。
また、Twitter でレアジョブについての質問を募集したときに、「発音は大丈夫なのか」という質問が数多く寄せられたのですが、今回のチューターの方は確かにフィリピン独特の訛りが強いほうでしたので、発音を耳から学びたいと思っている人には不向きな面があるような気がします。
しかし、本場の英語はこれどころではなく訛っている人が大勢いますので、これしきでたじろいでいては話になりません。百人ほどいる講師のなかにはスキルがもっと高く、発音の美しい講師もきっといますので、出会いを求めて探してみるのもいいでしょう。
本当の挑戦は、英語と向き合うこと
「なんだ、英会話学校ほどのレベルはないのか、じゃあパス」
以上を読んでそう思った人もいるかもしれません。でも私はむしろ、このサービスを使う積極的な理由に全く別の方向から気づきました。
私は自分が願うほど流暢ではないにせよ一応ネイティブと不自由なく会話できますし、TOEIC / TOEFL といった試験をもう受ける必要を感じない程度のスコアをもっています。
しかしそれでも、遠い国の見知らぬ人から英語でかかってくる Skype チャットを待っている間、非常に緊張しました。
「いったいどう切り出せばいいだろう?」「相手が怒ってインタビューを断ったらどうしよう」こんな不安で、席を立って逃げ出したいほどでした。もし英語が不得意だったら、いったいどれほどの不安に襲われることか想像もできません。
その不安を意識して初めて気づいたのです。英会話を学んでいるのではない、自分を変えるための勇気を探し出す方法を学んでいるんだこれは、と。
自分がまだ不得手としているものとあえて向き合う場所に身を置くこと。あえてかっこ悪い自分をさらけだして、失敗して成長することを選ぶこと。
英会話を学ぶというのは、そうした「自分を変える」ためのトレーニングなのだということです。
レアジョブのチューターは、カリキュラムや英語のレベルにおいて充実していない分だけ、生の英語で積極的にしゃべることを要求します。この勇気を心の奥から強制的に引っ張り出すためにも、こうしたサービスを活用して自分を危地にさらすのはとても刺激的だと思ったのです。
追記: この無料体験はいまなら誰でも登録することができます。興味のある方は、こちらのリンクからレアジョブの無料キャンペーンにご応募ください。
私の英語との向き合い方、教えます
私もそんな風に強制的に自分の英語を成長させざるを得ない、危地にいままで何度か遭遇しましたが、そのたびにちょっと奇抜な(変な?)方法でそれを乗り越えてきました。
来る7月13日にライフハックス心理学の佐々木さんと「あすなろBLOGセミナー『勉強法 + 英語ハックス』」を開催しますが、そこではこうした「私を成長させた、誰にでもできる英語との向き合い方」についてお話ししたいと思います。
すでに大勢の方から参加の希望をいただいていますが、まだ席にほどほど余裕はありますので、ぜひご参加ください。
あすなろBLOGセミナー「勉強法 + 英語ハックス」
主催:あすなろブロガー 佐々木正悟・堀 E 正岳
協力:あすなろBLOG(パソナテック)
開催日程 7月13日(月) 19:00-21:00【開場は18:30】
場所 銀座TSビル4F パソナ研修室4C(地図)
定員 120名【定員になり次第、〆切とさせていただきます】
費用 3000円
※懇親会あり(会場・費用とも別になります)
申し込みは佐々木さんのブログ、ライフハックス心理学の告知ページにあるコンタクトフォームを使って下さい。「勉強法 + 英語ハックスセミナー参加希望」と必ずコメント欄に書くのを忘れずに。











Currently: View Comments
1 haruispring // Jul 9, 2009 at 4:26 am
私は現在トロントに住んでいますが、まさにその通りだと思います。英語を話すときに必要なことは、文法通りに正しく話すことよりもむしろ堂々と自信ありげな態度を装うことだと、周りにいる英語を第二外国語として話すヨーロッパ人・中国人・インド人を見てつくづく感じます。きっとそれがSkypeでの英会話演習で培われることなんだろうとおもいます。
気づいてはいるものの、4年間もいるのになかなか実践できないのは、日本で受けてきた受け身教育のせいだ!なんて、受けてきた教育のせいにしていますが、謙虚さを保ちながら堂々と自信を持って話す訓練をすることは日本の英語教育が抱える大きな課題の一つではないでしょうか。
2 mehori // Jul 9, 2009 at 12:48 pm
話したチューターのひとも日本人はだれでも謙虚で向上心があるといってました。
これに度胸がつけば無敵ですね。
3 mehori // Jul 9, 2009 at 12:48 pm
話したチューターのひとも日本人はだれでも謙虚で向上心があるといってました。
これに度胸がつけば無敵ですね。
4 yukichan1960 // Jul 9, 2009 at 8:06 pm
twitterで英語毎日練習中 1日100回位辞書ひいてる。海外の人はスペルとかあんまり気にしないので気が楽です。フィリッピンの人もいますがどんどん書いてきますね
140字は英文解解釈としても、凄くいい長さです。
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