日経ビジネス・アソシエで「情報ダイエット」が紹介されました

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なんと! 日経ビジネス・アソシエの特集「情報整理術」でトップバッターの記事として情報ダイエットについてのインタビューを載せていただきました。

「情報をフローとストックで分ける」「情報を入り口で仕分けする」「自分の『好き』をフィルターにして情報をこしとる」といった私の哲学が2ページの美しい記事にまとまっています。

自分のくちから飛び出たとはいえ、この記事で一番気に入っているのが**「一人称の情報」**という言葉です。

普通は「重要な情報を記録しよう」と考えがちですが、重要かどうかというのは「誰にとって」というコンテキストなしには判断が難しくなります。

これをちょっと発想を変えて**「自分にとって面白い情報だけを保存しよう」と「自分 = 一人称」にする**だけで、情報を集めるスピードも、面白いものを探し当てるスピードも、情報を集めるときのモチベーションもすべて向上します。

そして存外、自分にとって面白いものは他人にとっても面白かったり重要だったりするので不思議なのです。別にちょっとくらい差があっても、それは個性なのだからなおよし、というわけです。

記事ではツールについてもちょっとだけ触れていますので、本屋で見かけた方はぜひ手にとってみてください。

アソシエのウェブページにも記事の抜粋が載るそうですので、明日あたり注目してごらんください。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。